2011年9月アーカイブ

9月29日。東京の空は、クレヨンで書いたように青と白が均等に並んでいる。

昨日、ミュージカル『三銃士』は、友情と熱狂と涙と共に全公演を終えた。
7月17日から2ヶ月半の壮絶な長旅であった。

離陸する飛行機。座席に座り目を閉じても全然落ち着かなかったので、i-podを取り出し音に身を委ねた。一しずく....二しずく....次第に、堰を切ったように涙がポロポロとこぼれて来た。拭っても拭っても溢れる涙を止めることはできなかった。キャップを不自然なほど目深にかぶり鼻をすすっている乗客に、きっとスチュワーデスさんも気付いたと思う。まるで「できそこないのヒギンズ」だね。

優しく熱くおっとりした街・博多。

ありがとう。ありがとう。

全てのキャスト、すべてのスタッフ、すべての関係者さん、そして、とりわけ「橋本さとしさん」と「岸祐二くん」にはお世話になりました。心からありがとうございます。

昨日は、実は、立っているのも精一杯なくらい疲れていました。終演後は笑うこともできませんでした。

それでも舞台をつとめられたのは、お客様のおかげです。僕を支えてくれたみんな一人一人のおかげだよ。アラミスを愛してくれてありがとう。一生忘れないよ。

圭吾、報告します。俺たちは頑張ったよ。お前の愛していた『三銃士』をすべてやり遂げたよ。

またゆっくり会おうね。

本当に、みなさま、『三銃士』を愛してくれてありがとうございました。






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おはよう。9月28日。気持ちの晴れやかな朝。空はまずまずのBlueだね。

私たち3人が、時を超え・距離を超え・夢を超え・苦楽を超えて歩んできた道のりの、ホントにホントの最終日。

もうすでに胸に熱いモノがこみ上げている。「パリ」のシーンでダダ泣きしながら買い物をしていたらすまない。

5月末から、毎日毎日顔を合わせ、冗談を言い合い、ここには書けない中学生レベルのあんな話をし(笑)、芝居の隅々まで語り合って来た3人は、遂に今、本物の『三銃士』になれた気がする。

リーダーに相応しい『橋本さとしさん』。ワイルドでお茶目で深い思いやりがあって、でも実は繊細な方だ。俺はさとしさんは天才だと思う。

3人のまとめ役『岸祐二くん』。面白い役回りでいつも周りを笑わせていたが、とても正義感が強く、愛情たっぷりで、寂しがりやだ。好いとぅよ。

今日が最後の一日。気を引き締めて行ってくるね。

「一人はみんなのために.....みんなは一人のために.....」

今日は、なんと岸祐二くんの誕生日でもある。最後までめでたい男だ。ポルちゃん、おめでとう〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

みんなも「おめでとう」って声をかけてあげてね。

では行ってきます!!!


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今も忘れない。

あの日。1幕5場の「決闘」のシーンだった。アトス、ポルトス、アラミスは親衛隊と闘うのだが、吉野圭吾くんの演じる「ロシュフォール」と「ダルタニアン」の銀橋での動きがいつもと違っていた。芳雄がロシュフォールの腕を斬るタイミングで三銃士は芝居のきっかけを取っているのだが、いつもと「間」が違っていた。

あれ?なんか変だと思った。

いつもよりも圭吾が膝をつくタイミングが早かったのだ。まあ、舞台の公演とは毎日毎日走り続けるマラソンのようなものだから、多少ギクシャクすることは勿論ある。台詞が出て来ないことだって、恥ずかしながら、ある。
でも、圭吾の運動神経と動きに対する感性は人並みはずれているので、ちょっとしたブレすら珍しく「あれっ」と思った。

ご存知の方も多いと思うが、圭吾は素晴らしい俳優であると同時に、ミュージカル界でも屈指のダンスの名手だ。あれだけの長身なのに、キレが抜群で、しなやかで、華やかな踊りのできる人はそういない。俺はダンスが得意ではないので、最早同じ人間ではないくらいの目線で、隣りの土俵から一般客として圭吾のダンスを見ていることもある。

身体が武器の彼だから、人一倍身体のメンテナンスに気を使っていた。開演前に、終演後に、丹念にストレッチをし、ウォームアップ・クールダウンを重ねる彼の姿を誰もが目にしている。

「アキレス腱をやったかもしれない」

1幕と2幕の幕間、信じられない情報が疾風のように我々に届いた。

黒いブーツの周りを黒いテープでグルグル巻きにして、圭吾はその日の舞台を...それから4日間の公演を、全身全霊でやりとげた。

ただ見守るしかできない自分がすごく情けなかった。けれど、さとしさんが言った。「俺たちのできることは圭吾を支えること」。アトスリーダーの号令の元、毎回円陣を組んで「一人はみんなのために....みんなは圭吾のために....」を誓い合った。我ら3人の絆はこの誓いでさらに強く優しくなった気がする。人間って自分の為より、時に、人の為になら頑張れたりするからね。

あれから1ヶ月。圭吾とは何回かメールで会話をした。

「体調はどうだい?」
「痛みは無くなった?」
「遂にあと10回になったよ。最後まで頑張ってくるからね」

圭吾はいつもすぐに返事をくれる。詳しい治療の状況は俺からは言えないが、手術は成功し、毎日少しずつ確実に良くなっているとのこと。そりゃそうだ。あれだけの男なのだから、神様が見守っているに違いない。

とにかく、帰京したら圭吾と一献交わしたい。その約束はもう取っている。酒の肴は圭吾の笑顔かな...。

残り3回。魂の叫ぶままにパリを生きたい。圭吾の想いと共に....。



おはよう。大切な皆様。

「三銃士」公演が残り片手になり、寂しさと恋しさで胸がいっぱいになっているのに、相変わらず空は優しくただ青く微笑んでいる。我々を見守るように。

7月の開幕以来、お父ちゃん(山口祐一郎さん)の部屋に、毎朝挨拶に行かせていただいている。開演前、メークをしたり何やかや役者は忙しいのだが、お父ちゃんの貴重な時間をいただいて「おはようございます」だけは言わせていただいている。

「昨日のハーモニーは綺麗だったね」
「あと1週間だからね。頑張っちゃおうか」
「毎日楽しいね〜」

など、お父ちゃんは愛情たっぷりの言葉を俺にかけてくれる。

本当に嬉しい。涙がこぼれる。

人の上に立つ人って、人から尊敬される人ってこんなに温かいんだって...感じることばかり。

「お父ちゃんみたいになりたい」

ミュージカルに生きる役者はみんなそう思っている。あの声に安らぎと感動を覚えない人はいないと思う。神が与えた美声。俺は毎日、耳をダンボにしてモニターの声を聴いている。

お父ちゃんの「神の美声」と「優しい言葉」に触れられるのも...あと3日。

千秋楽という凱旋門を笑顔でくぐりたい。我らトリオを始め、キャスト一同、最後までベストを尽くすことを神に誓います。


さて、『三銃士』を終えた後の予定が少しずつ発表になってきたので、少々報告させて下さい。両方ともテレビ放映なので、"北海道〜沖縄まで"日本中に、俺の輝く笑顔(自分で言っちゃいました)と甘い歌声(また言っちゃった)が届きます。よかったら見てみてね。

★『ブロードウェイ・ミュージカル・ライブ 2011』

8/27 & 28  東京と博多の間のわずかなお休み期間に歌ってきたBWML。「ロミジュリのエメ」「ゾロのバンボレーオ」「ウェストサイドのマリア」を歌ったんだけど、さてどんな出来かな?テレビでは、やはり3D扱いの濃ゆい顔に映ってるんだろうか?

10月2日(日)  午後5時〜5時55分 (BSフジ)

★『歌謡チャリティーコンサート』

ものすごい豪華メンバーのコンサートに出演させてもらい、なおかつそれが放送されるとのこと。今から掌に汗が滲むね(笑)。収録もお客様の前で公開収録ですぞ。

収録:10月14日(金)  午後7時〜9時 (開場は午後6時〜)
会場:ベイシア文化ホール(群馬県民会館)

放送予定:11月29日(火)  午後7時30分〜8時43分  (NHK総合)

ミュージカル界からは、笹本玲奈ちゃん、知念里奈ちゃん、俺。だが、それ以外の方々が過ごすぎで目が眩みます。

五木ひろしさん。五輪真弓さん。大月みやこさん。小林幸子さん。佐々木新一さん。島津亜矢さん。ナオト・インティライミさん。夏川りみさん。平原綾香さん。細川たかしさん。森麻季さん。山田太郎さん。(五十音順)

指揮は、俺の2nd CDで全面アレンジを手がけて下さった、尊敬する藤野浩一さんだ!

夢の世界をご期待下さい。

ではパリスへGO!!!
9月25日。日曜日。空を見上げれば...優しく淡い「青」と柔らかい粉雪のような「白」が溶け合っている。

どうやら世間では今月2度目の3連休。俺たちには何ら関係のない3連休(笑)。

不沈戦艦『三銃士』は現在不休で運航しております。国王陛下をお守りする為に。そして、そこにお客様の微笑み色の海がある限り...。

残りわずかになってきました。

皆様一人一人の声援が、優しくて愛しくて嬉しくて。この胸の奥の一番切ない部分に触れてきます。勇気の灯りで僕らを照らすものだから、なんだか少し感傷的になっています。

奇跡のキャストによる奇跡の公演もあと6回。

悔いのないように、今日も17世紀のパリを生きてくるね。

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ボンジュール、皆さん。博多の空は今日も青々と笑っています。

『三銃士』も残すところ、あと7回。1公演終わるごとに、「ホッとする気持ち」と「寂しい気持ち」が同時に胸に湧き上がる。なんかほろ苦い。

今、改めてはっきり言うが、今回のキャストは奇跡のキャストだと思う。みんな超売れっ子の方々ばかりで、腕も華もオーラもある人ばかりだ。よくぞ1作品にここまで集まったなと、他人事のように思ってしまう。野球で言えば、まさに「オールスター」に出演させていただいているような幸せだ。

もしこのキャストをもう一度集めようと思っても、なかなか難しいのではないか?スケジュールの表が真っ黒の人ばかりだけんね。

その中で、わたくしアラミスは"万難を排して"スケジュールを何とかしますので、是非もう一度パリに戻って来たいと思っています。いかがでしょうか?いや、再演の話はまだありませんよ。

みなさま、明治さんには「この3人が集まれば日本の濃い顔好きのオナゴはいちころよね〜。CM決まって欲しいわ〜」と、博多座さんには「石井さんにもう一度アラミスやってもらいたいね〜。あの人、若干腹は黒いしアラフォーやけど、声が甘くて素敵よね〜」などと伝えて下さらんか。。。ダメかな?

『一人はみんなのために....みんなは一人のために....』

「3/3の博多ミュージカルコンサート」の開催を喜んで下さっている方々が多いようだ。幸せだ。

では劇場で....。

PS

「12/23 の石井一孝コンサート」のチケットのこともよく尋ねられる。橋本さとしさんがゲストに出て下さるコンサートのことだ。ありがたいことに即日完売したのだが、『追加席』を設けたいと思っているところです。もう少しで発表致します。少しお待ち下さい。


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拝啓 明治様

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「これは今までの栄養剤とは何かが違うね」
「まず第一にウマい!」
「ああ、いわゆる薬みたいな味がせん」
「吸い口が俺の唇にピッタリのサイズなんだ」
「毎公演飲んでも全然イヤじゃない」
「そんなに飲んだら寝れなくならね〜?」
「全く!超寝れる!」


博多座で連日炎のように燃えているミュージカル『三銃士』も遂に大詰め!残り9回とカウントダウンに突入している。

アラフォー戦隊「Oh三銃士」の3人は相変わらず飽きること無く(笑)、中学生の部活の会話みたいなトークで盛り上がっている。はっきり言ってちょっと変かも。だって40代の3人がこれだけ毎日一緒にいてゲラゲラ笑ってるんだよ。馬鹿でしょ!

俺たちの絆の一番の理由は、やはり「橋本さとしさん(写真中央)」のリーダーシップにあると思う。全日本濃い顔・濃いメーク3位の実力者で、ボケもツッコミも自由自在の逸材。起きたばかりでも「B♭」のロングトーンがビシッと決まる鬼の声帯の持ち主。「ワイルドなのに照れ屋」という何だか分からない不思議な感性が日本のオナゴを捉えて放さないですね。

忘れてならないのが、岸祐二くん(写真左のバンダナの好青年)の存在だ。はっきり言ってナイスミドルな集団なので(笑)、40は過ぎてますがこの3人の中で最年少です。俺がどんな無茶ブリをしても必ず拾ってくれる懐の深い・視野の広い男です。現在、泥棒ヒゲがはえていますが、本当は愛らしく優しい顔立ちなんですよ。目がクリっとしており、声もめっちゃ美声です。

そして今執筆しているのが、私、石井一孝(写真右・日本人)と申します。生まれも育ちも東京の葛飾なんですが、顔がこんななんでキューバ人ですか?などと言われます(笑)。担当は「ボケ」をやってます。現在、麗しく美しくをモットーに生きているのですが、生来のオモシロ気質が時折出て来てしまいます。濃い顔選手権は2位です。年号暗記が得意です。

よし、プロフィールは書き終わった。

いやね、『即攻元気』というチューチュードリンクが、今やトリオの大のお気に入りでね。ほとんど毎公演飲んでるんだ。たまらなく美味しいんだよ、これ。君たちも絶対飲むべし!俺はこういうドリンクは本来好きではなかったんだけど、今では「恋人」と言ってもいいくらい愛している。サトスリーダーもポルちゃんもめっちゃ気に入っている。

そこで「株式会社 明治」さんに、CM時には俺たち3人を起用してもらえんだろうか?と思いたち、CM用のショットを撮ってみたのだ。なかなかイカシてるんじゃないかな?若干、特別参加の方もいますけどね。

明治さん、俺たち、良い仕事しますよ。見た目よりも人気あったりしますよ。ナイスガイですけんね。意外にオナゴたちにもモテたりすると思いますよ、多分ですけど。いかがですかね?ダメですかね?

では博多座に出勤してきます。差し入れは何が良いかってね....もちろん『即攻元気』ね!


こちらのページもご覧下さいね。

http://www.meiji.co.jp/health/p-plus/balance/jelly_genki.html



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心の筆

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ボンジュール!可愛い皆様。

ホンマにありがとう。
愛情とユーモアセンスに溢れた書き込みを、毎日毎日俺に届けてくれて。

昨日も楽屋で腹を抱えて笑って、床山さん(カツラ担当のスタッフさん)や衣裳さんに不信がられました。みんな同様、俺自身も不信人物扱いです(笑)。

さて、来年の3月3日。オナゴの日に開催を決めたコンサート。

現在俳優生活19年になるけど、実はライブもお茶会も「九州」では未だに何もやったことがないのだ。これがずっと心苦しくてね。

東京や大阪や名古屋でライブやパーティーをするたびに、遠い道のりを越えて参加してくれる九州のファンの方々に何かプレゼントがしたかったんだ。「ミュージカルをいっぱい歌うコンサート」なんてどうだろうって。

これから詳細についてはつめていきますが、きっとこのブログで「3/3に聴きたい楽曲」を選手権形式で募集したりすると思います(笑)。「選手権って何?」とお思いの方、過去のブログを遡ってみてね。もう、盛り上がりが凄いのなんの!うちの塾生達の実力に口をアングリすること間違いなしです。その際には是非是非、九州娘の方々もご参加下さいね。景品もつきますからね(笑)。

昨日のソワレから『3/3コンサート用のチラシ』を、博多座ロビーのチラシボックスに置かせていただいている。俺の才気溢れる(自分で言うのか!)「心の筆」で書いたユーモアとウィット溢れる文章を堪能していただきたい!!!

ではパリに出勤してきます。

好いとぅよ。




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S「さあマジックを12まで減らしました我らがSun Juicy Ganbarus、今夜の登板はローテーション4本柱の一人 アラ魅寿投手です」
P「あ、そうそうそう、アラ魅寿ちゃんね。彼って結構今晩良いと思うよ、うん。ブルペンでも球が走ってたからね〜、うん。」
S「そうですか。この試合は、遂に天王山、天下分け目の首位攻防戦と言っても良いでしょうね。いよいよ熱のこもった夜のスタートですね」
P「うん、うん、うん」
S「この3試合、エース ダル谷。そして豪腕 アト須。快投 ポル鳥栖。の見事なピッチングにより3試合連続完封を成し遂げているガンバルズ。今夜のアラ魅寿のピッチングに期待が集まります」
P「まあまあまあ、そういうことになるね。あの、なんてったけ九州顔の彼?あ〜〜そうそう、アラ魅寿ちゃんね、彼はいいよ〜、うん。きっと完封なんじゃないかな、うん」

ーーー30分後ーーーー

S「信じられません。ただただ絶句。いや悶絶でしょうか。まさかのアラ魅寿、大乱調!!!8連続フォアボールの後、4連続デッドボール。その後で満塁ホームランを3本打たれ降板です!!」
P「悶絶の方かな、うん」
S「あの穏やかな山田監督も堪忍袋の緒が切れたんでしょうね。目が三角になってましたからね〜」
P「三角だったね、うん」
S「失点は、え〜数えるのもかなり難しいですが、あ、21失点だそうです」
P「よくわからないけど、うん」
S「特筆すべきはワンナウトも取れずの降板だということです。アラ魅寿、大炎上!!」
P「火だるまだね、うん」



まさに、俺は今上記のピッチャーのような『火達磨』な状態だ。

なぜって?

先日出したクイズにほぼ全員が正解していたからだ...。

すなわち闘いに負けたのだ。もう少しハズしてくれる優しいオナゴが多いと思っていたが、まったくもってバレバレであった。容赦ないね、君たち...。「全然当たってないよ!」みたいなフリをしてやり過ごそうと思っていたが、もう観念します。ごめんなさい。俺がアサハカやった(泣)。


◆石井一孝コンサート 『Talk&Sing&Act』〜ミュージカルの小窓を開けて〜
博多にて開催決定!!!

日にち:2012年3月3日(土)
場所:アクロス福岡 円形ホール
発売:石井一孝公式ホームページ

発売日・料金の詳細はまだ未定ですが、10月末には石井のサイトにて発表します。しばしお待ち下さい。

『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『蜘蛛女のキス』『ゾロ・ザ・ミュージカル』そして『三銃士』も歌う予定!どや!


本当の公演で『火達磨』になったら困るのでもう寝ます。お休み。

PS 簡単なクイズでごめんよ〜〜〜〜。



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9月19日。にっちもさっちもいかない程の雲の量。なんか肌寒い?もしかして舞台も涼しいのか?すなわちアラミスに追い風か?


おはよう。みんな。

どうやら皆さんはクイズ形式の文章がお好きらしいね。選手権やQuizに大きな反応が見られるからね。たくさんの秀逸な書き込みをありがとう....。フッ。なるほどね、みんなの懸命なアイデアに脱帽だ。しかし...。

ところでわたくし、ある時は「イケズ将軍」、ある時は「サービス大納言」、またある時は「チャレンジ大王」と数多くの異名を頂戴しているのだが、この度、新しい役職に就くことになりました。その名は.....

『腹黒室長』だ。

我がプロジェクトには普通の方は入れません。その名の通り、「どす黒い茶目っ気」と「したたかな色気」と「筆舌に尽くし難い寂しがりや気質」を持つものだけが入門を許される禁断の部署だ。まあ、俺がそのトップというわけだ。フッフフフ。

現在、我が部屋には13人の同僚がいる。なんなら「腹の黒さ」にご自慢の君、是非一度オーディションに来てみない?オナゴ限定だよ。

ちなみに『三銃士』のキャストからも4人選抜させていただいた。え、誰かって?いやいやいや、そんなこたあ怖くて言えませんがな!あの人がねえ...。

ということで、本日、「博多で何があるの?」の解答は延期です(笑)。

別の告知で〜〜〜す!

◆ミュージカル『Chess』のコンサート・ヴァージョンに出演します!!!!!!

2012年

東京 青山劇場 1/26 〜 1/29
大阪 梅田芸術劇場 2/10 〜 2/12

あのアバの作曲コンビが手がけたミュージカルということで有名だが、じゃあ「マンマミアとどう違うの?」とお思いの方もいると思う。これは全然違います!わたしが説明します。

「ダンシング・クイーン」や「チキチータ」「SOS」「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」など夥しい名曲を残している『アバ』は、元々ダブル夫婦だったんだな。奥さん2人がヴォーカルで、旦那2人が作曲と演奏だ。後に離婚するけどね。絶対知っていて欲しいのは、彼らがアメリカ人でも、イギリス人でも、フランス人でも、ドイツ人でもないこと。彼らはスウェーデン人ですよ。スリランカ人でもない。これは試験に絶対出します!

彼らが大ヒットを連発して、一生かかっても使い切れないくらい稼いだ時に、旦那2人が「ミュージカル」を作曲したいと思い立って作ったのが『Chess』だ。つまり書き下ろしだ。

一方『マンマミア』は、アバのかつてのヒット曲を使ってミュージカルを作ろうとプロデューサーが企画したものなので、彼らの書き下ろしではない。

『Chess』は舞台としてもまずまずヒットしたし、楽曲もさすがのクオリティーだが、不思議なことにここ日本では今だ上演されていない。内容がアメリカとソ連の「冷戦」なので、機を逸してしまったのかもしれないね。

安蘭けいさん、浦井健治くん、中川晃教くんと共に歌い演じられるなんて夢のようだ。コンサートヴァージョンということだが、敬愛する荻田さんの演出なので、一筋縄ではいかないでしょう。音楽監督は歌穂さんの旦那様 島健さん。クラクラする布陣です。ご期待あれ!

さあ、そろそろ出勤しようかな。

博多への恩返しはね.....もう言いたくてし.....どる....黒すぎラハ....空を覆う雲が厚すぎるみたいで電...././







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9月18日。日曜日。穏やかな雨模様。

俺のお気に入りの街・博多に滞在して20日ほどになるだろうか?

今回で3度目の「博多座」だが、俺にとってずっと憧れの劇場だったんだ。1999年に「博多座」ができてから、ずっと出演したいなあと思っていたけど縁がなくて、初めて出させていただいたのが2004年の『レ・ミゼラブル』。俺はジャン・バルジャンであった。九州の地で演じたのも、そもそも初めての経験だったなあ。その拍手の熱いこと。情熱的なこと。優しい音色であったこと。白いカツラをかぶりながら震えるほど感動したことを、今も覚えている。

俺は実は「博多」の言葉も詳しいよ。分析と研究が好きやからね。

「ランドセルを背負う」ことを「ランドセルをからう」って言いいますな。
「シャワーを浴びる」ことを「シャワーにかかる」って言うのちゃいますか?
着物や浴衣など長い生地のものを着ている時「裾を引きずる」ことを「裾がぞろびく」と言うっちゃね。

最後に極めつけ。

「8:50」のことを「9時前10分」と言うのじゃないかな?博多地域以外では「9時10分前」が普通だということを今初めて知ったんじゃないかな?jejejeje

オホン。失礼。ヒギンズ教授が出てしまいました(笑)。そう2度目の「博多座」は『マイ・フェア・レディ』でした。

俺は両親とも東京なのでこういう言葉使いが大好きなんだよ。言葉マニアと言っても良い。もっといっぱい知りたいんだよ〜。誰か俺の耳元で、怪しいくらいセクシーなウィスパーで言ってくれないかな。目は半開きでお願いします。多分陥落するね(笑)。

3度目が、そう、『三銃士』。アラミス役というわけ。

こんな俺を優しく愛してくれるこの「博多」に何か恩返しがしたいとずっと思い続けて来たのだが、ついにある報告ができそうだ。

さて問題です。それは何でしょうか(笑)?

ではイケズ将軍は出勤準備にかかります。10時前10分なので。
9月17日。帯状の雲が広く見られるが、空の青さは抜群。この青を見るととっても気持ちが安らぐ。空がビリジアンだったら落ち着かんやろうな。

昨日の公演がどうやら「中日(なかび)」だったようだ。中日というのは、全公演の真ん中の公演日を指すんだ。博多『三銃士』は全37公演なので19回目の公演、つまり昨日がそれだったのだ。実際は9/2にゲネプロという、本番さながらの通し舞台稽古もやっているので、俺達的には38回公演だが、それでもやはり今日からが後半戦だね。

舞台俳優にとって、前半戦と後半戦では気持ちがずいぶん違う。そうね〜、ジェットコースターに近いかな。スプラッシュマウンテンとか。

前半戦は、ギリギリッとバッテリーなどの動力で坂を上っている感じ。てっぺん(中日)を目指して。

後半戦は、ビュ〜〜〜ンって風を裂いて坂を落下していくような感じ。公演自体はいつも同じ3時間15分だけど、中日を過ぎると千秋楽まで倍速で進んで行くような気がする。9月28日にはキャストもお客様も全員揃って「しぶきまみれ」というわけさ(笑)。

だから、きっとあっと言う間なので、お見逃し無く!

博多に来るべきか迷っているマドモアゼル!後悔したらいかんよ。アラミスがアラミスピーチを抱えて君を待っているからね。あ、ダルタニアンキッシュという食べ物もあるらしいよ。キッシュって何だろう?

では劇場で。


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後半戦が始まる。しかしまだ「中日」は来ていないらしいので、実はまだ前半戦。オ〜マイガッ。

しかし、みんなの憂いのあるたおやかな笑顔が見たいので、アラミスって来ますよ!


さて、昨日、俺はとんでもない事実に気が付いた。石に齧りついても長生きしなければならないという事実だ。<B>の写真のような形相で齧りつくか(笑)。

実は昨日はほぼ一日、休んでいたのだが、ビックカメラにだけは行った。i-pod classic を買いにだ。

i-pod classic というのは優れもので、現在のi-podではもっとも多くの容量があるらしい。160GB だ。これって多いのか?この辺の数字はさっぱり分からんが、とにかく「40000曲入ります」と書いてあるのが気に入っている。

ご存知の方もいるかと思うが、俺はたいへんな変態で、レコードとCDを合計25000枚以上所有するヘヴィーコレクターだ。買ったところで満足しちゃうので半分は聴いていないというヤマシイ変態だ。

"ちゃんと聴かなきゃいかんな"とずっと思っていたところでi-pod classic と出逢った。「愛と青春の宝塚」で影山先生を演じていた時、アツヒロとサトちゃんにその存在を教えてもらったのだ。

いやあハマったハマった。ここ数年は毎日i-pod classic と暮らしていると言っても過言ではない(笑)。あっという間にCDを読み込むスピードと、スレンダーなボディに惹かれている。毎日毎日CDをi-pod化しており、遂に2台目がほぼパンパンになった。ただ、高音質で収納しているので1台に「キャッチコピーの半分の16000〜17000曲」しか入らないのだがね。

そんなわけで、昨日3台目を購入してきた(笑)。色が「黒」と「シルバー」の2色しかないので、しょうがないからまた「黒」を買った。赤とか青とかビリジアンがあればいいのに....。

現在は2台のi-pod classicに30000曲ほど入っている。どうだ!かなりの量じゃないかい?俺より曲数が入っている人がいたら、よし、交換日記から始めようか。

ここで冷静になって考えてみた。この30000曲は、俺の全所有CD&LPの多分10%にも満たない。まあ1/10としよう。すなわち家にある全枚数をi-pod化した場合、30万曲にはなる。i-pod classic で20台になるという計算だ。
でも今でも枚数は増え続けているので、これでも相当割り引いた計算だが。

1日に1曲聴くと、1年で365曲しか聴かれへん。10年で3650曲。100年で36500曲。1000年で36万5千曲。

長生きをしなければいけない。




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AかBかC

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<A>

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<B>

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<C>

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<D>

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悪くない.....まったく悪くない。

今、日本中を席巻している『三銃士シャーベット』。「アトスグレープ」「ポルトスマンゴー」「アラミスピーチ」の3味が博多座ロビーで発売されている。

先日ついに気持ちに整理がついたので「アラミスピーチ」を食べてみた。満を持して、意を決して、不退転の覚悟で....。

え、なぜ不退転かって?君ね〜、もし味がイマイチだったら落ち込んでしまうやろ。ミレディー同様、胸壁に飛び込むくらいの決意が必要なんだな。俺の名前が冠された魅惑のソルベが美味しくなかったら、どうやって演技を続けたらいいのだ?役者はデリケートなんだよ、何度も言うように。

ま、さて、とにかく食べた。

ごっつあんです!"は〜〜"っと溜め息が出た。めちゃうまだ!俺の九州顔を反映した豚骨味かと思ったら、「爽やかテースト」でございました。桃の果実も入っており、お得感抜群。

そこで販売促進のためCMのキャッチコピーを考えてみた。ちなみに俺は1円にもなりません(笑)。


<A>

『桃は好きかいマドモアゼル?このわたしと、この至近距離で「アラミスピーチ」を分け合って食べてみないか?先に笑った方が負けだよ....。』

<B>

『四の五の言わず食べてみろマドモアゼル!枢機卿に対しての憤り(祐一郎さん、ネタに使ってごめんなさい)を、君の歯とアゴとベロの力にこめて、渾身のエネルギーで「アラミスピーチ」を噛み切れ!まあそんなに固くはないけどね。jejejeje』

<C>

『わたしと一緒に幽体離脱しませんかマドモアゼル?あまりの美味しさに心と身体が分離する魔法の味です。さあ今から私と共に大空へランデブー』

決まったな。どれも秀逸の出来だ。

さあ君はどれが好みかな?AかBかCかで答えてね。あ、ちなみにDは食べてる瞬間の俺だ。アラミスピーチはもう食べちゃったので「アトスグレープ」の瞬間だが。

ではAdios!Amigos
おはよう。親愛なるみなさま。

昨日から今朝までのみんなの書き込みを読み、疲れていた心と身体に「新しいエネルギー」が湧き上がって来た。

赤裸々な体験談に目頭が熱くなった。真実は小説よりも劇的なことって本当にあるよね。

休みなく続く毎日の公演の中で、「俺たちの演技や歌が、本当にお客様の心に届いているのかなあ?」って時折不安になることがある。役者ってけっこう孤独でナーバスだからね。

でも、みんなの書き込みを読んで、「三銃士から明日への勇気をもらった」「信じられないくらいツラいことがあったけど、舞台から生きる活力を贈ってもらった」というメッセージに大きく胸が揺さぶられた。

ありがとう。

そうか。俺の歌や芝居が誰かの役に立ってるんだ。


「自分にできることが誰かのためになるかもしれない」という思いは、頑張って自分をひきあげているんではなく、気負っているのでもなく、そう言ってもらえたら「幸せ」なんだよね。そんな嬉しい言葉を言ってもらえたら、生きてるって実感できるんだよね、俺は。
だから、俺こそがみんなに「幸せ」を贈ってもらってるんだ。

今日も劇場に行って来ます。「幸せ」の贈り物をかかえて...。




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あの大震災から半年が過ぎた。

でも我々の記憶はあの日のまま止まっているので、時間がたった気がしない。

そう。あの日。石巻に住む大学の親友が心配でならなかった。俺は舞台の公演で名古屋にいたのだが、何度メールしても電話をしても連絡が取れず不安な日々を過ごしたことを思い出す。あの日から数日後、やっと来た短いメールに「奥様や子供達やご家族の命は無事であったこと。残念ながら家はすべて流されてしまったこと」が書かれていた。楽屋で一人こらえきれず流した涙を俺は忘れない。

少しずつ復興が進んでいる東北地区だが、あの美しい街々が元通りになるにはまだまだ気の遠くなる時間とお金が必要だと思う。これからも「自分でできることを出来る限り無理をせずに」やっていきたいと思う。

「自分のできることが誰かのためになるかもしれない」から。

今、俺にできること。

博多でアラミスの人生を生き、歌い、演じること。

今日も行って来ます。


嬉しいような困ったような....

いやね、ある方から「つきあいたい」と面と向かって告げられたからなんだ。

その人は俺の目を覗き込むように、幾分照れながら、上気した頬でそう言ってくるんだ。それも数ヶ月に渡り何度も...。

俺はこう見えて誰かと「おつき合いする」のには慎重だ。「昭和な男」である上に「寅さんを生んだ硬派な葛飾」で育ったからだろう。あ、寅さんはすぐに惚れちゃうから若干軟派かな?君たちは「慎重派」か「イケイケ派」か?

その人は、優しくて、とても気がきいて、髪はソバージュ、頭が良く、眼はクリッとしている。一番心惹かれるところは、俺がボケたら必ず拾ってくれる人だということだ。ハカタニアン役を好演している井上芳雄くんと同じくらいの拾い率だ。俺はまあツッコミかボケかでいうと「ボケ」なので、ここんとこ重要やからね。

その人が俺のどこを気に入っているかというとね、どうやら「面白いところ」なんだよね。それはどうなんだろう?喜ぶべきところかな?そりゃあ芸人としてそこに自信はあるよ。ええ、ありますとも。

「カズさんってホントに面白い。一度つきあいたい!いやあ天然だわ〜」

塾生のために、こっそりその人の名前を公表します。プライバシーやからな。誰にも言わんように頼むぞ。

『岸祐二くんで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!』

ふ〜〜〜。もし俺がオナゴであったら、祐二は即座に快諾したいほどの逸材だ。この数ヶ月、1日10時間くらい一緒にいるけど、祐二には飽きることがない。彼の温かさと優しさと「赤レンジャー」的な正義感に包まれて生きていると言っても良い。率直に言って.....好きだ。

しかし性別はいかんともしがたい。残念だ。無念だ。

もし俺がオナゴだったら...と書いたが、もしそうであったら、俺は罪を犯していることになる。だって2人の人を同時に好きになってしまったからだ。まあ精神的二股と言えるかもしれん。河合奈保子さんの「けんかをやめて」が脳裏をよぎる...。

その人の名は....

サトスこと『橋本さとしさん』!!!!!!

いやあ今日は変態ブログになってしまいました。失礼(笑)。




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9月9日。ぞろ目。

ぞろ目と書いて思い出すのは、やはり『ゾロ・ザ・ミュージカル』(笑)。我らが船長・坂本マサはコンサートツアー頑張ってるかなあ?江戸に帰ったら絶対に見に行くからね〜〜。

ラモン総督に備えてフェンシングの個人練習に通ったのが昨年の10月だから、この一年、俺はずっとフェンシングと共に暮らしていることになる。「縁」としか言いようがない。

「縁」あって出逢ったアラミスという男だが、原作を読むと摩訶不思議な癖や描写がいくつかある。

1、いつも耳たぶをつねって過ごしている。

つまり「耳たぶが赤くなっている」=「若くて美しい」ことなのだ。ちなみに赤津崎は残念ながら耳たぶがない(耳たぶの下辺が顔にくっついており、たるみが一切無い。おわかりか?)。

2、頬が朱色であるのが自慢。

なんたる変態!まあ23歳くらいの設定なのでそりゃあホッペタも朱色でしょうよ。そんなわけで、俺もいつもより頬紅を多く塗っている。けっこうそんな自分が好き。

3、いつも心臓より高い位置に手を上げている。

まるでいつも「降参」している囚人か、吊り革につかまるパントマイマーを演じているみたいだが、これは「手が白いことを自慢したいから」なのだ。やはり美しさを保つ努力に他ならない。

なんたるナルシスト!!!!!!!!

この一連の描写を俺はものすごく気に入った。俺にとって変わっていることは美徳だからだ。

この度、博多座で「アラミス・ピーチ」なるシャーベットが発売されたらしい。アトスは「グレープ」。ポルトスは「マンゴー」だ。

ほんのり赤みがかった白桃こそが、アラミスを表現するたった一つのフルーツだということを、シェフさんは分かってくれているのだ。ありがとうございます。

是非食べたいなあと思っていたら一昨日いただいちゃいました。でももったいないのでまだ食べていません。

どんな味なのだろうか?美味しいのだろうか?

謎は深まるばかり。




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それは特急列車の如く、突然の啓示の如く、いななく雷鳴の如く俺の頭上に舞い降りた。

「閃き」と呼ぶにはあまりにも鮮烈な瞬間であった。

俺は『ネタ師』としての自分に誇りを持っている。ネタ師とは何か?それはあなた!!トークショーに備えて仕込んでおく「ネタ」を発案する人のことさ。"アラミスの知恵袋"でもその才能を遺憾なく発揮している。よね?

眠い目をこすりながら世界史の参考書を読んで思いつく「ネタ」もあれば、アトスやポルちゃんとのグダグダな談話の中にヒントを得て思いつく「ネタ」もある。しかし、この「ネタ」は空から降って来たのだ。詩的に言うなら「舞い降りて来た」のだ。

俺が曲を作る場合も同じことが言える。「アップテンポのマイナーキーの新曲を作ろう」とか思って、ピアノに向かい造り出すこともあれば、道を歩いている時にフッとメロディーが浮かんで苦労なく造ることもある。1st CDのタイトル曲♪ハート&ソウル・カフェ♪なんかは道路型だな。

話は「ネタの世界」に戻る(笑)。

この、空から降ってくる"発想"というか"アイデア"というか"ネタ"のクオリティーが高い時は、背筋が凍るような思いになる。俺って選ばれし者?て、て、てんさい?

昨日のトークショーで、その渾身で会心で斬新なネタを披露した。

ウケなかったらどうしよう?天才だと思ってるのは自分だけかもしれない。もしかして俺は矮小で卑劣な勘違い野郎かもしれない.....。

芝居よりもドキドキしながら終演後の舞台に上がった。4時20分過ぎだっただろうか。

「博多で好きな食べ物は?」「博多の印象は?」「三銃士を数ヶ月やってきていかがですか?」

司会のシゲオさんの質問が飛び交い、俺はひとまず笑顔で受け答えしていたが、ドキドキと寄り添っていた。俺の目指すべきゴールは「さて、石井くん、最後にお客様にひとことお願いします」のきっかけ台詞だった。

時は来た。

俺は椅子からスックと立ち上がり、「博多で公演するのは何でも5年連続みたいでとても嬉しく思っています。大好きな博多に戻って来られて幸せです」そのようなことを語った。しかしここから先が本題であった。

俺が「矮小」か「知の巨人」かの判断を全世界に問うことになるからだ。

かず「最後にダルタニアンの新しいニックネームを考えついたので発表したいと思います」
芳雄「え、かずさん今頃ですか?」
かず「ええ。まあ今だからとも言えます」

俺の意味深な言葉に、芳雄のつぶらな瞳が輝いた。

かず「芳雄くんは博多を愛する生粋の博多っこです。いいですか?新しいニックネームは.....」

固唾を飲む人々....。


「ハカタニアンだ!!!!!!!」


割れるような大歓声!!!だったかは緊張の余り分からなかった。まずまずウケたような気がする。どうでしたかね?

覚えているのは、我らが座長が俺の運命のネタを、あきれることなく、しっかり拾ってくれたことだ。芳雄が拾ってくれなかったら、今日から20日間、肩身の狭い思いで舞台に立たなくてはならなかっただろう。

ありがとう芳雄。今日も付いて行くよ!!
昨日9月5日は、我らが国王陛下「ルイ13世」とお妃様「アンヌ王妃」の待望のお子様「ルイ14世」のお誕生日であった。結婚して23年後にできた奇跡のようなお世継ぎだ。

先月の"アラミスの知恵袋"でも語ったが、14世は、かの『ベルサイユ宮殿』をお造りになった偉大な王様だ。日本人にとって"フランスの象徴"と言っても良いくらいの例の宮殿。彼がいなかったら『ベルサイユのばら』という漫画(小6で全巻読破した大好きな漫画や!池田理代子先生、尊敬しています)もミュージカルも、この世には存在していないことになる。従って、「オスカル」も「アンドレ」も我々の前に姿を現していない。そんな不幸は想像したくもないが。。。

ミュージカルファン・舞台ファンの偉大なる財産でもある『ベルばら』。ルイ14世の政策のおかげで我々は幸せをいただいているのだ。ってことはやっぱり、その両親のルイ13世とアンヌ王妃にありがとうだな!今日もお二人に敬意を持って舞台をやり遂げたい(笑)。


博多座での公演も今日で4日目。昨日はロビーでの義援金活動もあり、お客様の温かい言葉や眼差しに触れ一気に気持ちが華やいだ。ダルタニアンも三銃士も幸せいっぱいでした。本当にありがとうございます。

では、今日も陛下をお守りして来ます。



PS

12月23日に開催する「石井一孝 たった1度のコンサート 2011」のチケットが昼・夜ともに完売致しました。アトスの『橋本さとしさん』をお迎えして行うライブ。熱く優しく面白い公演になるように頑張ります。ご期待下さい。

PS2

写真は、博多座の廊下でのアトス・ポルトス・アラミス。撮影者は「落ちゃん」(笑)。



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独り立ち

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おはよう、みんな。

台風が各地で猛威を振るっているらしい。

年々地球の歪みが大きくなってきてるみたいで、地球の住人として心配でならない。先月も、現在真冬のニュージーランドで百何十年ぶりの大雪だとか、モスクワで観測史上最高の30.4℃を記録したとか、信じられないニュースを耳にした。

皆様の無事と安全を心より祈っています。

さて、『三銃士』博多座公演も3日目。残りの回数を数えてみたら「34回」だった。フッ。我らトリオにまたしても希望の光が射して来た。「さんじゅうし」として「さんじゅうし」の公演を気持ち新たに頑張ろうと思う(キメ顔)。

本日は、今公演の影の番長を紹介したい。

その名は『落石(おちいし)くん』だ!

以前、チラッとブログに書いたことがあるので覚えている方、注目している方もいるかな?彼は演劇部の一員で、我らが愛する『三銃士』をごっつう怪力で支えてくれている。なんと博多出身なので、芳雄と共に「故郷公演」で「凱旋公演」なのだ。

俺は彼とは付き合いが深く、ずいぶん前からお世話になっている。「お世話」とは便宜的に使うお世辞みたいな意味ではなく、本当に心底「お世話になっている」のだ。言い換えれば「お世話してもらってる」か。いや、もっと的確に言うと「面倒をみていただいている」が正しいかもしれない。俺くらい落ちゃんに世話してもらってる俳優は、この業界にまずいない。自信がある。って自信持つとこじゃないだろ俺!

どのくらいのお世話度数かというと、例えばこんなことがあった。

数年前「恋はコメディー」という作品に出演しており、全国を廻った。北から南まで津々浦々を巡った。浅丘ルリ子さん、渡辺えりさん、秋吉久美子さん、風間俊介くんと俺の5人芝居であった。

1幕1場の最初の登場人物が俺だったので、普通で言えば、俺が最初に楽屋を出て舞台袖にスタンバイするはずだ。しかし、こんな俺なので、5人の中で誰よりもスタンバイが遅いのだ(笑)。ルリ子さん始め全出演者が5分前には準備オーケーなのに、俺は5分前くらいは、だいたい着替えと格闘している。

1ベル(5分前のベル)が鳴る。

落ちゃんが俺の楽屋に来る。ノロクソしている俺を笑顔で見守りながら、フォーションの紅茶をいれてくれる。俺はグビッと呑み干す。持ち物の拳銃を渡してくれ、襟を整えてくれる。「さあ行きますよ!」と声をかけてもらい、いそいそと舞台面に向かう。1分前だ。ルリ子さんに「遅い!」と言われ、「すいません」と答える俺。

俺にとっての日常だ。

な、俺はお世話になってるだろ。
ちなみに落ちゃんが俺にしてくれたことは、迎えに来たこと以外何一つ彼の仕事ではない。

俺は今回のアラミスで、成長した自分を彼に見せようと頑張っていることがある。
手袋をどのシーンではめるかを彼に聞かずに自分で管理することだ。

かなりの確率でもう理解している。

もう俺は独り立ちしたといってもいい。落ちゃん、ありがとう。


塾生にお願いがある。楽屋から落ちゃんが出て来たら「うちの石井がお世話になっています」とお礼を言っておいて下さい。



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万感の思いが胸に込み上げた。

昨日、我らが『三銃士』の新しい幕が開いた。全55回の東京公演を経て、満を持して乗り込んだ「博多座」での初日だ。2011年の夏を彩ったこの作品の"集大成"にしたいと、キャスト全員が初心にかえって演じた初日でもある。

ただ一人、昨日が本当に「最初の公演」だったキャストがいる。

ご存知の方もいらっしゃると思うけど、東京でロシュフォール役を務めていた吉野圭吾くんが足を大怪我してしまい、博多には来られなくなったのだ。圭吾の胸中を察すると胸がつぶれそうになる。

しかし、我々は演じ続けることが仕事だし、信念だし、生き様だと思っている。何より『三銃士』を待っていてくれる博多の方々に笑顔でお会いしたかった。そんな経緯を経て、博多座で、新しいロシュフォールが生まれることになったのだ。

彼の名前は『原慎一郎』くん。通称ハラシン。

ミュージカル俳優の初日までの稽古期間は、だいたい1ヶ月半くらい。短くても1ヶ月はある。初演の大作だと2ヶ月の時もあるかな。その間に、セリフや歌や振り付けを来る日も来る日も身体に叩き込むのだ。それこそ、眠っていても歌詞が出てくるくらい。

今回は、殺陣「たて」シーン(フェンシングの決闘シーンのこと)が多いので、より稽古が必要だった。稽古の最初は殺陣のリハばかりやっていた。肉体的にきついし何より危険だからね。

だから、今回のことは異例中の異例のことで、ハラシンは殺陣やセリフの入れ込みを数日でやり遂げなければならなかったのだ。

博多座に入ってからハラシンを中心にした緊急リハーサルが組まれた。俺も業界屈指の汗かきだけど、ハラシンは全身ビッショリ汗まみれになって、ロシュフォールという役を身体にいれようと頑張っていた。必死で懸命で命がけだった。

彼をそこまで駆り立てたのは、圭吾に対する尊敬心だ。

「ハラシン、大丈夫か?身体は痛くないか?」「殺陣はうまくいってるか?」「緊張してないか?」「お前、でかいな」

昨日の本番中に、キャストが廊下ですれ違うたびにそれぞれに励ましの声をかけた。するとヤツはこう答えていた。

「もう口から心臓が出そうです。でも大丈夫です。圭吾先輩のぶんも頑張りますから.....」

役者ってお互いを思いやる気持ちがないとできない職業だと常々思っているんだが、ハラシンの人としての豊かさ、人としての素直さ、人としての愛情の確かさに感動した。きっと良いロシュフォールになると確信した。

かくして、皆様の熱く愛情いっぱいの拍手に包まれ、博多座初日はとても良い初日になったのではないかと思っている。いかがでしたか?

まだ『新生三銃士』は始まったばかり。

みんな、ハラシンを応援してあげてね。めっちゃ気が張ってると思うから。



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初日の決意

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奥に秘めた緊張感と、確かな連帯感。

9月3日。博多座初日。今、俺たちは「新しい舞台が始まる」ような、そんな気持ちだ。

俺たちが愛し育んで来た『三銃士』が、ここ博多でも受け入れてもらえるのか?やはり初日はいつもドキドキする。

舞台は常に真剣勝負だ。台詞のやりとりも、殺陣も、ハーモニーも、ステージングも、心のありかたも。一つ欠けても成立しないからね。

アラミスを誠実に演じたいと思う。

お客様一人一人のために。仲間のために。大好きな圭吾のために。

行ってきます。



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9月2日。金曜日。雲は多いけど、まずまず晴れている。

福岡県民になって3日目の朝。キャスト一同頑張ってるよ。ハラシン(原慎一郎くん)も一生懸命やっている。なんだか胸の真ん中が熱くなる。

圭吾の手術が成功したと報告があった。胸の奥に嬉しさが広がる。

「一人はみんなのために...みんなは一人のために...」だ。


さて、話は変わり、BWML(ブロードウェイ・ミュージカル・ライブ)の想い出を少々。

選曲は、制作の方々の希望と自分の希望をすりあわせて決めさせていただいた。まず「オープニングに相応しい、テンポが速く勢いがあって有名な曲」を歌って欲しいと依頼が来たので、「バンボレオ」を選んだ。今、全国ツアーを頑張っている我らが船長・坂本マサと燃えた『ゾロ・ザ・ミュージカル』からだ。問題は、歌穂さんとユッコの歌う曲だったため歌詞がオナゴ言葉であったこと。

「いやん、だめよ、ストップ、待ってて」みたいな歌詞は、羞恥心少なめの俺でもちょいと恥ずかしかったので(笑)、スペイン語を交えつつ男仕様のワードに変えて歌った。いかがでしたか?

マサ、必ず「V6」コンサートには行くからね。

次に、前回歌ったアニーの「Tomorrow」みたいな、フェイクを交えて歌うミュージカル曲はどうかということで「マリア」を選んだ。俺の2nd CDに収録したヴァージョンだ。NHK『青春のポップス』で編曲と指揮を手がけていらした藤野浩一さんのアレンジによる、原曲とは大幅に趣を変えたヴァージョン。気に入っていただけたかな?

そして、19歳の年の差を越えた「禁断のラブ・デュエット」について(笑)。

1曲誰かとデュエットを歌うというのはこの手のガラコンサートではよくあることで、昨年は坂元健児くんと『レント』の「What You Own」を歌ったし、もっと前は、和音美桜ちゃんと「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」を歌ったこともある。

今回はどうなるのか?ここは個人的に重要なポイントであった。

『オペラ座の怪人』の「ポイント・オブ・ノー・リターン」とか『ロミオとジュリエット』の「エメ」とか何曲か歌いたいデュエットリストを提出し、決定を待っていた。数週間後、先方から「デュエットですが、エメではどうでしょうか?」とレスポンスが来た。俺はこのミュージカル自体は見たことないけど、CDは大好きでかなりヘビロテしていたこともあるので、微笑みながら「ええ、エメでお願いします」とお答えした。

「で、相手はどなたですか?」高まる緊張を隠しつつ俺は穏やかに質問した。

「あ、はい。神田沙也加さんでいかせていただきたいのですが」

................神は俺を愛している................

幻聴でも聞いたのかと思った。だって19歳も下の輝くレディーと愛を奏でるのだよ!!俺がロミオでさやちゃんがジュリエットだよ!!
本来は、言ってみればバルジャンとコゼットの年の差だよ。すれ違っちゃったけど(泣)。

「勿論です!!もう神田さんで決定して下さい。なんならもうパンフレットに印刷して下さって結構です」

早押しクイズの解答者くらいのスピードと、恐るべき語気の強さで俺は答えた。

そんなプロセスを経て「エメ」は決定した。難しい曲だったので緊張感もあったけど、超幸せだった。さやちゃん、ありがとう!!

アラミスを通して神様に毎日祈っていたので、神様がご褒美を下さったのだと思う。

アラミスをやって良かった。





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