2010年7月アーカイブ

Hello, Babies! Good Afternoon.

先日の微睡みブログで、Smile や 君すむ街 My Funny Valentine など心ときめくジャズスタンダードを例にあげて書いたが、今度のジャズライブで歌うと決定した曲ではない。あくまで「例」である。すまん。

いや、今何が一番大変って....楽曲の絞り込みだ。

「この歌いいなあ。」
「こっちも絶品!」
「おいおいおい、あれはどうなんだい?」
「待て、人としてこの歌を忘れるのは罪だろ!」
「諸君、好き嫌いの問題ではない。歌い手としてまずはこの楽曲の洗礼を受け給え」

自分の中の自分が何人かいて所狭しと討論しているのだ。だんだん頭がバーストしてきた。

Jazz というもの、Standard というものに名曲が多すぎるのが問題だ。

そりゃそうだよな、ミュージカルの曲を12〜3曲歌うコンサートをやろうと決めたところで、その筋に詳しくない人からしたら良い曲ありすぎて気が狂うだろ?

そんなわけで、8.21 & 8.28 ジャズライブでこれだけはやって欲しいという楽曲を教えて欲しい。選曲に悩んでいる俺に手を差し伸べて欲しい。今までの書き込みですでに書かれている曲はすべて把握している。やりたいと思う曲も数多い。しかし、今一度ご教示お願い致します。
鋭敏な塾生の意見から楽曲最終選考のパワーをもらえたら幸いでございます。



悩める赤津崎(T_T)より








フランス映画のようなタイトルの今日。

そこは南フランスのとある村。色とりどりの花々が香る瀟洒な家屋。時は1958年。例年よりも暑い夏。登場するのは、ほのかにソフィア・ローレンを思わせる眼差しを持つ、かぐわしき新妻か。旦那さんはアラン・ドロン似の優しい郵便配達員か。しかしそのご主人には裏の顔があった。毎日午後3時にかかってくるドロンから新妻への電話には秘密があったのだ。幸せな日常のフレームに小さなヒビが入り始め.....

オ〜〜どきどきしてきた。鋭い妄想心をかきたてられるタイトルだ。どうだ?
それもこれも『All Of The Jazz Standard』を熟読しているから。

"Smile" "いそしぎ" "When You Wish Upon A Star" "君すむ街" "My Funny Valentine"

コード進行と歌詞を見ているだけで音楽の素晴らしさに酔いしれる。時を越え、場所を越え、想いを越えて胸の中に蘇るロマンティシズム。8/21 君にそのすべてを届けたい。


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熟成

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迫り来るジャズライブ第二弾♪♪ジノ様の魔力に魂を抜かれあらぬ世界を旅していたら、あら不思議、ジャズライブまで1ヶ月を切っているじゃあ〜りませんか(」゜□゜)」


『Swing In The Midnight Blue』という恍惚感溢れるタイトルをこのブログの読者に考えていただいたのがもう一年程前になるかな。
そしてこの一年はご存知の通り貴重な経験のいっぱい詰まった一年でございました。


「熟成」


そう自ら言ってしまいたくなる時の重ね方だった気がする。お子ちゃま選手権40代の部があった場合、恐らく3位にはなるであろう俺なのだが、昨今、オトナとしての自覚というか気骨というか気概が湧き出てきたというわけさ。


そこで、『JAZZ』なわけ。偶然ではなく必然。天空の彼方から今がその時だと御告げがあったかのように。


実はこの夏ライブ三昧の生活なのは、来年の秋までライブが出来ないからなんだ。一年以上はできない。そのコンサート月間の〆が『Swing In The Midnight Blue ㈼』 というわけ。


東京の昼はほぼ完売ですが、夜はまだ若干余裕あり。舞台とは違う石井一孝を見られるのはもはや目黒と梅田だけ。あ、ちょこっと江古田(笑)。


物凄くそそられる曲をジャラジャラ散りばめて、何度も足を運んで下さる「塾生」の為に全4公演の楽曲を少しずつ差し替えて(-_☆)待っています。


後悔はさせません。なんせ今や俺は「熟成」したアダルト系ですから。(`∇´ゞ

血流

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初めてのジノ・ヴァネリ・トリビュート・ライブは血流を逆流させたまま終わりを迎えた。赤い血が沸騰したまま今日も過ごした。おそるべきジノ様の魔力!

ライブが終わった直後から、誰彼ともなく「近いうちにもう1回やろう」と言い始めたのだ。そう、まだ俺たちの夜は終わっていない、と誰もが痛感したのだ。

ある意味ではこの喜びをもう一度感じたいし、ある意味では難しくて消化しきれなかったことをリヴェンジしたいし、ある意味ではもっと深くまで突き詰めたい。そう感じたんだ。

レミゼやファントムのように奥の深い作品はやってもやっても終わりがないし、まだできる!、もっと深く!、と自分を追い込んでいかざるを得ない。それに似ている。

ああああ俺はこの魔力に抗えない。素晴らしい時間を過ごせて幸せだよ。そんな俺を見守ってくれてありがとう。みんなの笑顔と唖然とした表情が忘れられないよ(笑)。

竹中さんを始めとした、超超超最高のメンバーの皆様、ありがとうございました。あのサウンドが体感できてカズ!感激!でございます。一刻も速く第二弾をやりたいっす。




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世の中にはキャラがかぶってる人ってけっこういる。似た者同士というのか、言動が似ているというのか。

例えば、エルトン・ジョンとビリー・ジョエル。デビューが比較的近かったことと、ピアノを弾き語りしながら歌うシンガーソングライターであること。とてつもなく美しいメロディーを書くということ。バラディアーかと思えば、実はロッカーなところ。確かにキャラがかぶってみえる。俺くらい洋楽のヴェテランになると、二人の違いがくっきり分かるが、しかし似た者同士だろう。一緒にジョイントコンサートしてたし。それを俺は見たし。

シドニーシェルダンと赤川次郎。この二人も似てるような気がする。大ヒット作家で、ユーモアに富んだサスペンスを得意としている。ちなみに俺は二人とも大大大好きや!

そこで、フレディー大先生とジノ師匠。まったくもってキャラがかぶっている!

1、胸毛モジャモジャ
2、上半身をはだけ、肉体を見せたくて仕方がない露出狂的性質。
3、歌っている時の神がかった恍惚の表情。かなり自分が好き。単刀直入に言えば「ナルちゃん」
4、作る曲のメロディーがはんぱなく美しい。
5、作る曲の歌詞がけっこう奇天烈。四次元モードの歌詞多数。
6、異常な声量。
7、恐るべき美声。
8、どこまでも伸びる鋼のような声。
9、コード進行が複雑で難しい。
10、他を寄せ付けない大仰なアレンジ。旋律を重ねに重ね、音の隙間を埋める完璧主義者。
11、めっちゃ有名人でヒット曲多数なのに、難易度が高すぎるあまりカヴァーしているアーティストが少ない。
12、極めつけは、歌っている時に得体の知れないダンスをすること。自分で振り付けているらしいが『かっこわるい』ともっぱらの評判。しかし本人は悦に浸り大満足。



ふ〜〜〜〜〜。どうよ。天才とはこれほどまでに似るものなのか?この二人にキャラがかぶる第三の人物は今後もう出てこないだろう。そう思われる。

以上のチェックポイントの中で5個以上同じ人は真人間ではありません。注意して下さい。


ところで俺は二人の音楽が大好きだが、毎日聴いたりはしない。だって音の洪水に息苦しくなるから(笑)。10代は聴きまくったがな。

しかし時折何を聴いても面白いと感じない時がある。いろんなことに疲れて心が渇いてしまった時。そんな時には、この二人の音楽が絶大な効果を発揮する。

「さあ生きるんだ!激しく熱く大きく生きろ!自分を愛しなさい。さあ自分を愛するのだ!ワハハハハハ〜〜〜〜〜」

こういうメッセージを受け取るのだ。人生は悩む前に大声で歌え!そういうふうにも感じる。とにかく素晴らしいんだよフレさんとジノさんは。

明日、そのうちの一人と魂の会話をしてきます。ああ楽しみでたまらん。


キャラがかぶってる人、他に誰がいる?教えておくれ。

もしや俺にキャラがかぶってる人っているかな?
「Brother To Brother」これほどまでに人の心を鷲掴みにする音があるだろうか?

1978年、すなわち俺が10歳の時...アメリカきっての良質なレーベル A&M Recordsから発売され、大ヒットを記録した。アルバムは13位を記録し、シングルに切られた「I Just Wanna Stop」は全米で4位まで駆け上るという桁違いの大成功だ。

まさにジノ・ヴァネリの全盛期だ。

「Appaloosa」「The River Must Flow」「I Just Wanna Stop」などは、心臓が止まり呼吸が苦しくなるほどの狂おしさだ。完璧....それはこういう音を指すのではないか?美しくも奇抜なコード進行。隙間を封じる音の洪水。ミュージカル歌手も裸足で逃げ出す声量・艶・美声ぶり。空いた口が塞がらないみょうちくりんなダンス。濃い〜体毛。絶叫し気絶する米国の淑女達。

70年代の天下無敵、最強のセックス・シンボルの一人がジノだった。そしてスティーヴィーと並ぶ最高の天才の一人がジノだった。

個人的にたまらないのは「Love & Emotion」と「The Evil Eye」。エロカッコいい!

まあ私が皆様に助言できるのは、このCDを買って聴いといたほうがいいぞ、ということ。ライブでけっこう歌うぞ、ということ。ライブに来られない乙女たちも「人として」聴かなければいけない、ということ。もう、なんでもいいから耳を傾けて欲しいということ。お願いします、ということ。

刻一刻と運命の音が近づいて来た。君はその瞬間を手にできるのか?




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優しい夜

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デビューの「ミス・サイゴン」の時以来ものすごくお世話になっている船橋研二さんの結婚披露宴に出席して来た。研ちゃんの隣には、幸せに弾けるような笑顔が印象的な美しい奥様が座っていた。実に感動的なパーティーで、目頭が熱くなった。

俺がデビューしたばかりで右も左もわからず、文字通り右往左往していた頃、舞台の尊さを教えてくれた人。まだ若いペーペーの俺にも対等に接してくれて、馬鹿話で盛り上げ勇気づけてくれた人。誰からも愛されるユーモア溢れる人。とても尊敬している。

今ではレミゼやサイゴン等で歌唱指導をしておられる。

役者仲間が一同に会し、研ちゃんの幸せに杯を傾けた。心からおめでとうございます。

今夜はいつもより優しい夜だった。

熱き想い

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ミュージカル『三銃士』に出演することになった。
来年2011年の夏の話だからまだずいぶん先のことだが。

『メリーポピンズ』の全貌もよく知らぬ俺としては、まったくもってタイトルしか馴染みのない作品だったのだが、出演の話をいただいた時にDVDで映画版を観た。食い入るようにだ。
なぜなら面白かったから。

単純明快でどこか艶があるストーリー。謎めいていて、激しく、そして切ない。

なるほど、これはヒットするわな。正直に感動した。原作も読んでみるつもりだ。何書房の本がいいか、教えて下さらんか?

本当は聖職者になりたかったのに剣士として生きている、かなり変わり種でむちゃくちゃ色男の アラミス が俺の役。三銃士の一人。かのチャーリー・シーンのニヒルな笑みが印象的だったなあ。「変わり種」は演技せずとも零れ落ちる自信あり(笑)。

芳雄やさとしさん、祐一郎さん達との再会が楽しみでならない。

今、ジノ・ヴァネリとコール・ポーターとロンドン生活の遠き彼方に、熱き想いを抱いている。
ここのところ、ジャズライブの準備やジノヴァネリの振り(笑)の研究の合間を縫って、自称100連休の境遇を最大限に活かし、今まで不義理していた大切な友人達の公演に足を運んでいる。俺はこう見えてけっこうマメなところもあってな、メールの返信なども速い...つもりだ。友達も大事にしている...つもりだ。

でも舞台の稽古とか本番が続いたりすると、どうしても自分のことで手一杯になる。だから必然的に舞台を観たりできなくなるんだな。大変申し訳ないと常々思っていたのだ。だから!こういう極稀にある連休を有効利用しようじゃないかと頑張っている。きっと幸二郎なら豪華客船による世界一周を三周はしていると思うが。

『夢の痂』『ひめゆり』『キャンディード』『久米大作さんのコンサート』『尚美の教え子達の劇団「寿星(ことぼし)」の公演』(ホームページもあります。どうぞよろしくお願いします)などなど....この1ヶ月足らずでこんなに観ちゃったよ。まあ、年間100本超えのエンタメ観劇のプロの皆様からすれば、わたくしなんざボウフラみたいなレベルでしょうが。

しかし劇場やライブハウスに足を運ぶとエネルギーをもらうのも事実で、インプットも大切だなと思う。

今日は大好きなマルシアのライブに行って来た。感激したよ。やはりヤツは凄い。炎のようなパッション!宇宙を包むソウル!ガラスのように繊細な声!四次元に彷徨いこんだようなトーク!しびれました。ありがとうマルちゃん。これからも友達でいて下さい。
たいへんな勘違いだった。

豚肉生姜焼きかと思って食べたら、「あれなんかこのポーク変わった味だね?」「あ〜それ、豚肉に似せた大豆なの」と答えられちゃうくらいの衝撃である。

まるで気分は『マクロビオティック』でございます。

8/7 に江古田の「Marquee」で元CCBの関口誠人さんとジョイントで行うと思っていたライブのことさ。


実は何ヶ月か前に、ライブハウスの店長さんから事務所のマネージャーさんに直々に出演依頼があってね、「関口さんとのジョイントライブ?あのCCBの?へ〜面白そうだからやる」と答えたんだな。だって、あ〜たCCBっちゃあ青春時代の超有名バンドだよ!そりゃやるだろ。
しかし、それから数ヶ月が過ぎ、本番まで1ヶ月を切っても店長さんからは何の連絡もなし。俺は未だに関口さんとは会った事も話した事もなし。お気楽な俺もさすがに不安になってきた。やっぱ何の曲をやるのか打ち合わせくらいはしたいよね。そこで店長に電話をかけてみた。

すると意外な事実が判明。

「当日はジョイントコンサートではなく、それぞれソロで40分ずつ各々ライブをやって下さい」とのこと。

目の前が真っ暗になった。え....そうなの?一人?俺だけ?ガビ〜〜〜〜〜〜〜〜ン。

「豚肉生姜焼き」かと思った料理が「大豆生姜焼き」で、なおかつ会計時に、フランスから空輸した特別な豆のため「30000円」だと判明したくらいの衝撃。豚肉生姜焼きは800円くらいで食べたい!俺は強く思った。

俺は1〜2曲弾き語りするくらいはできるけど、40分も一人で弾き語りライブは無理だからね。まあトークで35分喋って、1曲弾き語りなら楽勝だけどね。そして、そこで俺は考えました。強力な助っ人を呼ぼうと!


決定しました。8/7 は『石井一孝with是方博邦』デュオライブになりました。


困った時の友は真の友!ということで是さんがスケジュールを空けてくれました。さすが尊敬する師匠!ありがとうございま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す。助かりました。

当日はまだ未決定だけど、「ミッション」 アコースティック・ヴァージョンやエリック・クラプトンの「Change The World」ビートルズ「Here there and everywhere」などをやりたいなと思っています。

でもせっかくなので、関口さんとも1曲くらい本当にジョイントしたいとも話しています。実現したら嬉しいです。


教訓:
見た目で豚肉だと思っても食べてみるまで安心するな。フランスから空輸した大豆は高い。


鬼...人に非ず....時には人間をも喰らう血も涙もない生き物。


我が友 岡幸二郎が『鬼軍曹』その名も滝耕吉軍曹(笑)を演じるというので観に行った。
え"〜〜〜、幸二郎がやるんだから「オチャメ」な軍曹だろ?そう思いながら。


『ひめゆり』はミュージカル座の看板作品で、もう10年以上前から上演されているので、もちろん何回もチラシなどを目にしていたしずっと観たかったんだ。知り合いばっかり出てるし!俺的には見どころ満載だわな。最初は本田美奈子ちゃんがヒロインを演じていたんだよね。


果たして滝軍曹は..........鬼も逃げ出すほどの極悪人でした。

戦争というものは人間を変えてしまうもの。それも分かって観ているんだけど、それでも涙がとめどなく溢れて来てしまった。ツラい。地獄絵図を目の当たりにした。
役者をやっていると、戦争モノって結構多くて、そのたびに命の尊さとか人間の弱さとか大義名分の愚かさとかを勉強するけど、『ひめゆり』は日本国内の問題なので、いつになく多くのことを考えさせられた。日本人として。人間として。

幸二郎は血も涙もない残虐な行為をおこなう軍人役を演じていたが、戦争という「悪魔の麻薬」を吸い、時間の経過とともに狂気に走っていく様がしっかり見えたので、彼もまた戦争の最大の犠牲者であると感じた。滝軍曹の苦悩にも泣けました。

大切な仲間 里奈ちゃん、優一、ルミちゃんはそれぞれ素晴らしく、泣きながら微笑んで頷きながら観てました。ビリーさんの曲にも感動した。みんなお疲れさま!



実は今回のキャストに教え子が二人もいてね、それもとっても嬉しかったんだ。
「尚美ミュージックカレッジ専門学校」でミュージカルの魅力を語りだしてもう4〜5年になるかな。先日も授業してきたんだけど、もう生徒達が可愛くて可愛くてな。みんな目をキラキラさせてるからね。

すでに100人以上の生徒を送り出していて、劇団四季さんとか音楽座さんに就職(笑)した子供達もいるのだが、未だ共演には辿り着けていない。すごく寂しい。いつかプロになった生徒達と共演するのが「夢」だ。

そんなわけで、俺より先に幸二郎が生徒と共演してくれた。ありがとう鬼軍曹。

武蔵優美と中村ひかり

まだまだ駆け出しですが、皆様どうぞよろしくお願い致します!!


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世間は七夕ですな。ゾロ目だしなんかラッキナンバーだし良いことがありそうな一日なんだよね。いかがお過ごしか?

俺は今ものすごくときめいている。そしてウキウキしている。一秒一秒を楽しんでいる。

なんでか?

俺はコルグの「ゼロ1」というキーボードを、そうさな、もう15年以上使っていているんだが、言ってみればかなり旧型のシンセだ。確か初演の『ミスサイゴン』の本番のさなか、お茶の水の楽器屋さんに買いに行った記憶があるので18年モノだな。途中、一度修理に出したが、今日もまだ生きている。

「Lady Blue」も「Heart & Soul Cafe」も「Never Be Again To Me」も「セーラ」も「Be Myself!」も「Absence」も「月の水」も「In The Scent Of Love」も「Snow Flakes」も「雪に咲く繻子の花」も「No Rain, No Rainbows」も「ドライフラワー」も「同じ傘の下で」も「Heartache,Heartache」も「ハッピーバースデー」も「メグのテーマ」も、みんなこのキーボードから生まれた。母なるマシーンだと言える。

その「ゼロ1」が壊れ始めてきてね、なんと左手のA♭の鍵盤がメコッと引っ込んでしまって
鳴らなくなっちゃったんだよ。物には寿命があるから仕方ないけど、不安なのは、内蔵シーケンサーの中に様々なデモ音源が入っている事。もしこれが聞けなくなったらあたしにとちゃすごい損失だ。だって、上記の曲のデモや、まだ完成していない曲のデモなどが山のように入っているからだ。

個人的にはまさに宝の山。しかし笑えるのは、今だに「フロッピーディスク」で管理しているところ。2010年の今、フロッピーディスクでデモテープ聞いてるのは俺くらいだろ(笑)?
でもな、買ったときはこれが最新鋭のマシーンだったのさ。今時の若者はパソコンでソフトをインストールしてるわな。しかし俺は孤独な「フロッピー」。

そんなわけで、壊れる前にDATに落としてCDRに焼いて俺の愛機 i-pod Classic に入れてしまおうと思いついた。それで今日、七夕は家にこもってず〜〜〜〜っとデモ音源を聴いていた。そしたら、あ〜た、ごらんなさい、この名曲の玉手箱!珠玉の万華鏡!荒れ狂う美メロの嵐!

「こんな素晴らしいメロディーを俺は書いていたのか!」「この曲は残念ながらCDよりデモのがカッコいいかも」「マズイな、書いちゃったわ名曲を、誰にも教えるもんか」など、俺の心はさながらエジプトの考古学者のよう。

この夏は100連休なので、これらエジプトで発見したロゼッタストーンを1曲でも多く完成させようと思う。お嬢さん方、きっと痺れるゼ!

いや、たまげた。

おやすみ。
元はといえば、18年目の『アラカルト』に出演させてもらい、高泉さん 白井さん 陰山さん 中西さん達と生涯のフレンド契約を結んだあの頃だ。

「なにか一緒にライブとかできたらいいですよね?」
「そうだよね。石井クンはAOR好きだし、そういうのやりたいよね」
「マジっすか!絶対やりたいです」
「例えば石井クンはジノ・ヴァネリとか好き?」
「好き?私に好き?とお聞きになりましたか竹中さん?フッ。好きかどうかはすでに超越していて、ジノは、人生もしくは神にもっとも近い存在です」
「そうか。それならジノ・ヴァネリの曲ばかりやるライブとかやらない?」
「My Pleasure!!!」


こういった経緯でライブの話が進みだしたのだ。しかし、お互いに忙しい身、何回か誘っていただいたのだがどうしてもスケジュールが取れないでいた。しかし、2010年。神が微笑んだのだ。神にもっとも近い男を歌うのは今だと。。。

本日、たった一回のリハーサルをやってまいりました。昨日はジノ様の音源を何回も何回も聞き返し、「そうかここはノンブレスで次の行まで歌いきるのか!」とか「ここの歌詞はどうも歌詞カードは間違ってるな。なんて言ってるんだろう?」とか、辞書を片手にグーグラーになり調べ研究しブツブツ歌い興奮してあまり眠れんかったとです。

だって憧れのあの人に出逢うみたいな気持ちだからね〜。俺だけかと思ったら、メンバー一同おんなじだったようで百戦錬磨の超絶ミュージシャンの先輩方もいくぶん緊張した面持ち。うは〜〜〜〜、さすがジノ師匠へのリスペクトに満ちた現場よのぉ。

ジノの全盛期は1977年くらいから1981年くらい。もう天才という光は彼の頭上にのみ降り注いでいたと言っても過言ではなかった。その頃に青春時代を過ごして来たメンバーの皆様はその凄さを体感しているというわけさ。俺はまだ青っ鼻の垂れた小学生だったのですべて後追いで知った天才ぶりだが。その時代に大人だったら、きっとファンクラブに入っていたことと思う。そしてあの胸毛を目を細めて見ていたに違いない。

さて、スタジオで息がつまるような本気バトルのリハーサル。どの曲と言わず、すべて難曲選手権にノミネートされるレベルの曲ばかり。そして誰と言わずみんな気楽には演奏できない状況。しかし全員が「楽しい〜〜」を連発していた!そう楽しかったのだよ。

ある曲なんか(サ で始まるあの曲・笑)、中間部のリズムがよく分からなくてCDを何回も巻き戻して聞きながら「ねえここは付点8分休符でいいの?」「いや、8分休符じゃない?」「このギターが走ってるから分からなくなるんだよ!」など、延々1時間も論議。プロ中のプロがこんなことするなんて、まるで高校時代のバンド小僧に戻ったようでめっちゃ珍しいし、めっちゃ楽しい。

そんなこんなであっという間にリハ終了。俺は10曲ほどのジノ曲を歌い倒して来たぞ。ジノヴァネリになりきって(笑)。これがなんだか歌っていてシックリ来るんだな。不思議だ。無理が無い感じ。はっきり言ってこれは観た方がいい。断言する。かなりレベルが高いよ。あの独特のクネクネダンスまで再現できるかが本番までの課題だ(笑)。ちなみに俺のオリジナルも1曲歌います。君たちの大好きなあの名曲を(笑)。

ジノはすでに60近い年齢で最近はジャズばかり歌っていて、往年の声張り上げスタイルではなくなってしまった。今、世界中でジノの全盛期の声と演奏をそのまま的に聞けるライブは、俺たちのライブのみだろ。いやあ歴史的快挙かも。いつもながら自分で言うぞ(笑)。

8月のジャズライブも来て欲しいけど、今回のジノ・トリビュートは来るのを断念したら、それはもう大いなる損失だわ。音楽にうるさい大人な方にこそ来てもらいたい、大推薦のライブになるのは間違いないです。


豪腕メンバー!


竹中俊二さん(ギター)
草間信一さん(キーボード)
大山泰輝さん(キーボード)
立川智也さん(ベース)
中島オバヲさん(パーカション)
高田真さん(ドラム)
太田仁子さん(コーラス)

どなたにもホームページがございます!是非チェックしておくんなさい。

本番は 7/22 
open 17:30
start 19:30
4200円
場所は「JZ Brat」渋谷セルリアンタワー2階

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全米チャートで4位まで上がった「I Just Wanna Stop」は言うまでもなく素晴らしいが、とにかく好きなのは81年の『Nightwalker』というアルバムだ。

そう、7/22 に行われる「ジノ・ヴァネリ・トリビュート・ライブ」に向けてジノの全アルバムを熱烈に聴きなおしているのだが、初めて買った『ナイトウォーカー』が一番だな。

大学時代、友人にもらった「Gino Vannelli Best Selection」なるカセットテープが出逢いだった。そいつが勝手に作った思い入れたっぷりなカセットだったが、最高の選曲で今思うとものすごくマニアックだったと思う。しかしハマったハマった。

ジノは元ドラマーだっただけあって、ドラムに異常に執着があるんだな、そんでもってどのアルバムでも超絶上手いドラマーを起用して、気が狂ったように叩きまくらせるのが好きなんですな。ミックスもドラムの音量がものすごく大きくて、普通のヴォーカリストならドラムの陰に隠れてしまい「いたの君?」みたいなことになるだろう。ところが、そこがジノ・ヴァネリが唯一無二の天才と言われる部分で、まったくバックに食われないのだ。


ミュージカル好きなあなたにとって、今日のブログは置いて行かれ度100%、およびじゃない度200%かもしれないが、まあ最後まで読んでいってちょうだい!


ミュージカル好きな人にとって『West Side Story』は偉大なる金字塔。ウェストサイドが嫌いなら生涯ミュージカルを観なくてよし!と言っても良いくらいだよね。だって、あの作品には歌・踊り・芝居・脚本の素晴らしいエッセンスが全部入っているでしょ。まあ避けて通れない作品というか、涎が出て当然だろ!

Gino Vannelli はまさに音楽世界の『West Side Story』かな。まあ恐ろしくアクが強いので好き嫌いは分かれるけど。でも完成度としてはまさに言い得ていると思う。

彼はとにかく抜群に声が素晴らしい。太くて艶がありよく伸び、バズーカくらい声が大きい。サカケンと同点くらいだ。イタリア系なので、まさにカンツォーネの歌手みたいな声だね。山下達郎さんとか布施明さんに近い。つまり言ってみればミュージカル・スタイルなんだよね。レミゼならアンジョルラスタイプやな。もううっとりする美声よ、マジで。

曲が超カッコいい。メロディーは甘く逞しく、男性的な包容力がある。すんばらしく良いメロディーなんだよね。転調と変拍子も多く、演奏がめっちゃ難しいのが特徴でございます。

お兄ちゃんのジョー・ヴァネリのピアノがテンションコードの嵐で絶句するほど素晴らしいが、それ以外のバックミュージシャンの凄さも筆舌に尽くしがたい。よくこれだけ素晴らしいミュージシャンを集めてくるなと思う。おれはミュージシャンおたくだから、彼らの演奏を聴くだけで3日間飲まず食わずで我慢できるな。なんで我慢するかはわからんが(笑)。

で、冒頭の『Nightwalker』

ドラムがヴィニー・カリウタちゃん。

後にスティングやエリック・クラプトンのバンドのメンバーになる世界最高のドラマーの一人だが、まだこのアルバムでは駆け出しに近い。しかしジノが「思う存分叩きまくっていいぞ。っていうか意地でも叩きまくれ。これは義務だ」と言ったのだろう。若さに任せて、歌と歌のスキマを全部埋めまくったのだ。大人になるとジャズなどが好きになりスキマのある音ってかっこいい!とか思うよね。これはまるで逆。

でもよく歌ってるんだよヴィニーのドラムが。涙が出るくらいソウルフルなんだな。良いミュージシャンって歌うじゃない楽器が。ヴァイオリンでもサックスでもベースでも。ドラムが歌うってこういうのか!という感じ。何百回聴いても飽きないんだよね、ヴィニーのドラム。はっきりいってどうやって叩いているのか全く分からないフレーズのオンパレード。こんなにフィルのパターンがあるのか!って感動するよ。

ちなみに you tube でGino Vannelli と入力すると、外人のドラマーがヴィニーのドラミングを完コピしたものを載せているのが笑えます。それだけ難しいってことよの。でもそれを観てまたオ〜〜と唸る。

深い。すさまじく深い。ジノ・ヴァネリの世界。

さああさってはこのライブのリハーサル。ドキドキする。



あ、気がついたら四次元空間に飛んでいました。どえりゃ〜〜マニアックな世界に.......さすがにうちの塾生でもヒイタんぢゃないか......嫌われてない......?

ついて来てますか〜〜〜〜〜〜〜〜〜?

どのくらいついてこれてるか、コメント下さい。もしくはどのくらい気絶してるか。






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鮮やか!爽やか!きらびやか!

CCレモンホールのステージに育三郎の笑顔が舞った。まだ23歳。こういう人を天才と呼ぶのではないか?おれは少なくともあの年齢ではあんなに上手く歌えなかったし芝居もできなかった。なによりも俺よりオナゴにもてそうだ。

ゲストとして参加させてもらったんだけど、楽屋のモニターからこぼれてくる育三郎の歌声にクラクラきたね。

なんと言っても、甘い。砂糖なんてもんじゃないよ、極甘シュークリームに蜂蜜かけて、メープルシロップかけたくらい甘い!そしてしなやかだ。声そのものは細いけど、喉はとても強いね。発声が良いからいくら歌っても喉を壊さない。理想的な持ち物だと思う。さらに、えも言われぬ品がある。これは装っても無い人は無いからな。もって生まれた資質に他ならない。素晴らしいと思う。お父さんとお母さんに感謝だよ。

これからモーツァルトのタイトルロールも決まっていて、前途が楽しみで仕方がない。みんなで育三郎を見守ってやって欲しい。俺も見守るから。

写真は面白トリオ・ザ・ダンカン。健児とは久しぶりで会ったが、WHY GOD WHYのスケールの大きさに痺れた。素晴らしいヴォイス!新納は一緒に舞台に乗ったのが初めてだったが、噂に違わぬ妖艶ぶり。宇宙人をやらせたらRollyさんと並ぶと言われる突き抜けぶりにファンになりました。とにかく楽しい一夜でございました。




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