2009年3月アーカイブ



今日は、ヴァイオリンの伊藤佳奈子ちゃん率いる敏腕オーケストラの面々と再会した。なぜ再会かって?そりゃあ、あの2007年の「マイ・フェア・レディ」怒涛の全国ツアー以来だからだ。オーケストラのメンバーはほとんど変わっていない。懐かしいし温かい。

思えば、あのツアーは意義深い旅だった。
2ヶ月半で1700枚もレコードを購入したツアーだったこと。おそらく、全日本誌出多買選手権3位入賞の記録を作ったな。
そして何より、オーケストラと一緒に全国公演をやり遂げた金字塔公演だったこと。普通、20箇所以上をオーケストラを連れて公演しないからなぁ。

だからこそ、オーケストラのメンバーも家族のように仲が良いんだ。雨の日も風の日も雪の日も嵐の日も、バスに乗り、苦楽を共にした仲間は愛おしい。音にも、役者と演奏者の信頼が聞き取れるはずだ。

今回の「マイフェア・レディ」は、熟成の上に更に熟成を重ねて、かなり良い仕上がりになっていると思う。塾生はもちろん、そうでない人も期待していてくれ。

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2008年の10月にリリースした、魂の4thCD『同じ傘の下で』。みんな、気に入ってくれてるだろうか?
今年の冬をすべて「愛と青春の宝塚」と「グルメ旅」のために捧げたのと同じように、昨年の夏はすべてレコーディングに捧げていた。

来る日も来る日もレコーディングスタジオに通い、そしてミックスダウンとマスタリングのスタジオに通った。

CD制作の工程を大きく3つに分けると、
1、音と歌のレコーディング
2、ミックスダウン
3、マスタリング
ということになる。


わかりやすく言うと、音と歌のレコーディングというのは、地鎮祭をやって、家の基礎と骨組みを組み、外壁や仕切りを作るようなものだ。

ミックスダウンというのは、畳を張り、天井に照明をつけ、ペンキやニスを塗り、扉を完備し、アート引っ越しセンターに段ボールを運び込んでもらうような感じだ。ミックスダウンがしっかりしていないと雨漏りもするし、すきま風が入ってきてすぐに老朽化してしまう。

最後にマスタリング。これは、家中の掃除をして、インテリアデザイン通りに家具の配置を整え、電気やガスや水道を入れて、いよいよ住むところまで完成させることだ。

俺は『同じ傘の下で』の3つの工程を全て1人のミキサーさんに頼んだ。即ち、大工役と左官屋さん役とデザイナー役を1人で兼ねたようなものだ。

その名は葛巻善郎。

セカンドCD『Doors to break free』のリミックス盤も、ヤッチンとのコラボCD『Melodies for you』も葛巻さんと作業したのでご存知の方もいるだろう。仕事を離れても、愛すべきキャラクターで、「AORマニア」仲間でもある。とても信頼できる人だ。

その葛巻さんが"マスタリング"の上手なやり方について書いた 教則本というかマニア本というか、とにかく入魂の本が昨年末に出版された。リットーミュージックという大手音楽出版社からだ。 『マスタリングの全知識』

それが大いに売れているんだと。アマゾンの売上ランキングにも登場したことがあるらしい。いやあ、マニアっているんだな。音楽好きって多いんだな。

昨今、パソコンで簡単に自宅録音ができる時代だから、自分でミックスダウンとマスタリングもやりたい人が増えてるんだろう。昔ならミックスやマスタリングをする卓が1000万円とかしたから金銭的に無理だったけど、今や数万円でマスタリングソフトが買えるもんなあ。

なんと、その本に、石井一孝の『同じ傘の下で』の音源がいっっっぱい収録されているのだ。CDが同封されていてな、マスタリング前の"Heartache,Heartache"や"No rain,No rainbows"がこのツマミを回してマスタリングすると、ほらこんなに良い音になる。って感じで比較できる構成になっている。

つまり赤津崎塾生にとっては、レア音源満載っちゅうわけや!!「マスタリング前の音を聴かれるなんて、スッピンの顔を見られるみたいでイヤ!恥ずかしいっ!!」ていうところもありますが、是非聴いてみて下さい。面白いよ。

「マイフェア・レディ」の稽古も大詰めだ。マスタリング段階に入ったと言ってもいい。


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Rupert Holmes!!

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ルパート・ホームズ

偉大なるシンガーソングライター。偉大なる作曲家。その才能ぶりは、コレクターとしての俺の見識眼から見ても、軽く4つ星は取る。そのメロディー、そのアレンジ、その和音感覚、その声、その色彩美。

加えて彼は、超一流のリリシスト(作詞家)でありストーリーテラー(脚本家)でもある。歌詞カードの対訳を読んでいるだけで、感動で涙が出るほどだ。

「NEARSIGHTED」(近眼)という曲なんか、"僕は眼鏡を外したら何も見えない極度の近眼なんだ。でもむしろ良かったと思ってる。世の中には見えすぎて損をすることもいっぱいあるからね。僕は視力に頼らないないよ。心の目を大切にするんだ。その目で、君という人を見つけ出したんだ。ああ愛しい近眼"(大ヒットアルバム「Partners in crime」に収録)

どうよ、この愛すべき歌詞。(ρ°∩°)


彼はまた、偉大なミュージカル作家でもある。レミゼやファントムがブロードウェイに登場していた80年代後半、「エドウィンドルードの神秘」という作品を脚本、作詞、作曲すべて自分で手がけて発表したのだ。それだけではない。なんとその年の最優秀作品賞を始め数部門でトニー賞をゲットする!!!!!

奇跡の大成功だよ。彼はシンガーソングライターからミュージカル作家に大出世を果たすのだ。ポップス作家から、ミュージカルの作曲家に転身したフランク・ワイルドホーンの大先輩ということになる。  


とにかく知らない人は彼の音楽に触れて欲しい。グレーテストヒッツなんかは簡単に買えるはずです。
彼の初期の名盤3枚に、実は、またライナーノーツを書かせてもらったのだ。セカンドとサードにも石井一孝の共通ライナーノーツがついている。帯にも石井一孝の文字が踊っておる。う〜ん、快感!!

ブライアン・ダンカンが在籍する「スウィートコンフォートバンド」の時以来の執筆だ。

1人でも多くの人に聴いて欲しいし、見て欲しいし、手にとって欲しい。スリッパのように投げつけるのだけは禁止です(笑)。

みんな、よろしく頼むよ。



イ◎イ◎

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小狡くて剽軽で愛情深いおとっつぁん モト冬樹さん。

愚かしいくらい真面目で、不器用で、眼差しが真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐなフレディー 姜暢雄くん。

2人の新しい血が確かに流れ出した「マイ・フェア・レディ」の稽古場。さしずめ真央さんは左心房。俺は右心房か。(¬з¬)
2人合わせて「心臓ズ」やな。新しい血液を得て、「心臓ズ」の鼓動も、前回とは違った律動になっている。そりゃそうだな。

問題は、小狡い血と真っ直ぐな血が混ざって、何色で何味か分からない液体になっていることか(笑)。

イヤイヤ、イロイロな血が交じり合うことでイキイキと賑わうのが、芝居というものだ。イライラすることなく、イソイソと稽古場に通う俺だ。

喉も好調。イガイガなどしていない。


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ああグルメ旅が懐かしい。東京には東京の良さがあるし、ベッドが変わらないのは疲れも取れる。馴染みの定食屋もあるし、行きつけの美容院もある。家族もいれば友人もいっぱいいる。

しかし今日は何の料理が俺を待っているのか!というドキドキ感は無いな。東京では自分から選んで食べにいかないとその味には出逢えない。旅では、食べ物から誘惑するように俺に迫ってくる。

福井では、越前蕎麦ちゃんが「食べて〜食べて〜」と俺にアピールしてきよった。俺はその誘惑に抗うことはできず、結局2回も食べてしまったよ。

その腰のあること。まるでダンサーの腰のように粘り気があり、しなやかだった。土の香りと風の匂いが、噛み締める歯の間から零れてきた。

幸せな福井の思い出を胸に、今日はスリッパのシーンをリハってきた。日一日と、体に秘吟酢が宿ってきている。面白い。


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毎日のように「愛と青春」の生徒達から続々とメールが届いている。いや、俺からありがとうメールを打ったんだけどね。すごく嬉しい。年齢差を越えてメル友になれるとは...

稽古場でユミちゃんにひどく怒られていた子...稽古が中断するくらい笑いをとっていた子...休憩中にいつもお菓子を食べていた子...食らいつくように必死に歌稽古を繰り返す子...バス移動の休憩中にサービスエリアでの笑顔笑顔笑顔...。

俺たちの職業は出会いと別れの連続だ。仲良くなったなと思った頃に別れが来る。まるで中学校の時みたいに。

大好きな「マイ・フェア・レディー」の稽古をしていて、2幕6場のあのセリフが胸深くしみて困っている。

"どうも、あの子の顔が忘れられない"
"今もきこえてる あの子の歌声、あの微笑み しかめたあの顔 それが今もなお胸を離れない"
"だけど...なぜか今もなお忘れられぬ 優しい瞳"

俺は想い出に恋をしてしまったのかもしれない。
今回の秘吟酢はさらに熟成を高め良い芝居をするよ。

でもこの感情は芝居に使えるなあって計算してしまう、役者ってアホだよね〜。


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リカ、ワタル、サエコ、カシゲ....軌跡のコンビネーション!影山は一昨日、国際フォーラムに行って来ました。

『愛と青春の宝塚』のあの感動の千秋楽からわずか3日後に幕を開けた「T4」コンサート。公演中から、2月後半の移動日はすべてリハーサルに費やして来たとはいえ、よくぞこれほどのクオリティーとエネルギーのショウができたもんだと舌をまいた。

1幕の公演ダイジェストシーンでは思わず頬に熱い涙がこぼれてしまった。や、やはり俺はこの作品を愛してる。りゅうたん、タッチー、とも、べに。ありがとう。

それ以外のシーンでは、彼女達のあまりの格好良さに腰を抜かしそうになった。あそこに立っているのは、もはや俺の愛したりゅうたんやタッチーではなかった。ダンディー&セクシーな別人やった。これは誰が見てもファンになるだろってくらいの目映さだった。流石だね...恐れ入りました。

こんな夢のようなコンサートはなかなか無いと思ったよ。見に行けて本当に良かった。

明日の千秋楽まで頑張るんだぞ。先生は応援してるからね。



そんな俺はもうイギリスに生きている。


尾張ました

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寂しい。おお、なんか切ない。

幾度も千秋楽を迎えて来たが、こんなに胸がキュンと来るのは稀やな。

5ヶ月間、大波小波や台風、ハリケーン、荒波を乗り越えて辿り着いたよ、晴れ渡る岸辺へ。無事着岸。

敏腕客室乗務員の俺は、やり遂げた満足感でいっぱいだ。なのに寂しいのは、キャスト一同あまりにも仲が良かったからだなやはり。サトちゃんとアツヒロとの何気ない阿呆〜〜な会話をまたしたいなあ。

ラストのダンスシーンで、いつものように軽やかにステージに出て行ったら、あらあら客席に無数の星が煌めいていた...。
びっくりして振りを忘れそうになったよ。
でも嬉しかったなあ。
ありがとう。

りゅうたん号を応援してくれて本当に本当にありがとう............


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17 hours...

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信州長野には特別な思いがある。

仏教マニアで善光寺の1/10000プラモデルを持っているとかそういうわけではない。もちろん善光寺は行ったことあるけどな。境内に向かう途中にあった信州そばの美味かったこと...。

長野には、中学、高校と同じ時を過ごしお互いの初恋まで熟知している大親友 富田君がいるのだ。俺を歌馬鹿の道に導いたあの富ちゃんや。単身赴任でもう3年ほど暮らしている。「マイ・フェア・レディ」の時も来てくれたが、昨日も「愛と青春の宝塚」を観劇してくれた。面白かったってさ!感動したってさ!嬉しいね。

何年ぶりかで会っても、すぐに打ち解ける自分がいる。時を超えられる。気分はフレッシュ15歳やな。(=゜-゜)

親友ってありがたいなぁ。焼き肉屋でしみじみ、そう思った。

千秋楽あと17時間。
北海道よ、ありがとう!!

北の大地を離れ、我らが「りゅうたん号」は、一路、信州へと航海を続けている。気がつけば、あと4回。勝利の美酒を尾張で浴びるまで、俺たちに終わりはない。前を目指して昭和の海原を進んでいくのみ。

そんな旅の最中、昨日は帰京した。朝早く飛行機に乗って、昼過ぎには「マイ・フェア・レディー」の稽古場にいた。はい、いよいよ秘吟酢もスタートしたよ。羽場さん、モト冬樹さんと1幕4場をあたった。う〜〜ん、久しぶり。悪くない、いやまったく悪くない。
大好きな作品との再会に心が震えた。

4月 帝国劇場。全国1千万の影山センセファンの皆様、俺を一人にしないでくれよ!宝塚の大先輩 大地真央さんも出てますぞ。お待ちしています。有楽町で会いましょう...。

ここで1つ、重大なお知らせだ!

CDデビュー10周年記念ライブが決定した。

◆10/12
TOKYO FM ホール


ミュージカルや宝塚のチケットをこの日は取らずに、駆けつけてや〜〜。
スケジュール帳に◎して待っててな!

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単刀直入に言う。

好きだ、福井。

大阪からサンダーバードに乗り、名古屋から白鷺に乗り、幾度となく訪れた街。近くにある羽水高校の名前まで覚えてしまったよ。

フラミンゴレコード

AORにも強い、日本屈指の中古レコード店だぞ!敷地面積はちょっとした体育館くらいある。

福井と言えばフラミンゴ!!羽二重くるみ餅も良いがフラミンゴレコードも良いよ。覚えておきなさい。

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単刀直入に言う。

好きだな、北陸

まず飯が美味い。水が綺麗。レコード屋が充実している。
他に望むことはあるのか?否無。

「愛と青春の宝塚」北陸シリーズを終えた。あと6回まで来たぞ。野球で言えば9回裏ワンナウト、ピッチャーが2人目の打者に1球目を投げたところかな。ボールが唸りをあげてエースの手を離れたところで『続』というテロップが出たと思ってくれ。ボールがキュルキュルキュルと回転している。球種はカーブかシュートか、まさかシンカーかナックルか? 謎に包まれたまま続きは北海道へ...


ところで北陸最終の地 金沢。到着するや否や影山センセは近江町市場に繰り出して来た。市場内の回転寿司で食べたノドグロの寿司がとりわけ美味かったなあ。

ずわい蟹と毛蟹をしこたま購入した。

君たちは、蟹、好きか?


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2009年12月

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