2008年の10月にリリースした、魂の4thCD『同じ傘の下で』。みんな、気に入ってくれてるだろうか?
今年の冬をすべて「愛と青春の宝塚」と「グルメ旅」のために捧げたのと同じように、昨年の夏はすべてレコーディングに捧げていた。
来る日も来る日もレコーディングスタジオに通い、そしてミックスダウンとマスタリングのスタジオに通った。
CD制作の工程を大きく3つに分けると、
1、音と歌のレコーディング
2、ミックスダウン
3、マスタリング
ということになる。
わかりやすく言うと、音と歌のレコーディングというのは、地鎮祭をやって、家の基礎と骨組みを組み、外壁や仕切りを作るようなものだ。
ミックスダウンというのは、畳を張り、天井に照明をつけ、ペンキやニスを塗り、扉を完備し、アート引っ越しセンターに段ボールを運び込んでもらうような感じだ。ミックスダウンがしっかりしていないと雨漏りもするし、すきま風が入ってきてすぐに老朽化してしまう。
最後にマスタリング。これは、家中の掃除をして、インテリアデザイン通りに家具の配置を整え、電気やガスや水道を入れて、いよいよ住むところまで完成させることだ。
俺は『同じ傘の下で』の3つの工程を全て1人のミキサーさんに頼んだ。即ち、大工役と左官屋さん役とデザイナー役を1人で兼ねたようなものだ。
その名は葛巻善郎。
セカンドCD『Doors to break free』のリミックス盤も、ヤッチンとのコラボCD『Melodies for you』も葛巻さんと作業したのでご存知の方もいるだろう。仕事を離れても、愛すべきキャラクターで、「AORマニア」仲間でもある。とても信頼できる人だ。
その葛巻さんが"マスタリング"の上手なやり方について書いた 教則本というかマニア本というか、とにかく入魂の本が昨年末に出版された。リットーミュージックという大手音楽出版社からだ。 『マスタリングの全知識』
それが大いに売れているんだと。アマゾンの売上ランキングにも登場したことがあるらしい。いやあ、マニアっているんだな。音楽好きって多いんだな。
昨今、パソコンで簡単に自宅録音ができる時代だから、自分でミックスダウンとマスタリングもやりたい人が増えてるんだろう。昔ならミックスやマスタリングをする卓が1000万円とかしたから金銭的に無理だったけど、今や数万円でマスタリングソフトが買えるもんなあ。
なんと、その本に、石井一孝の『同じ傘の下で』の音源がいっっっぱい収録されているのだ。CDが同封されていてな、マスタリング前の"Heartache,Heartache"や"No rain,No rainbows"がこのツマミを回してマスタリングすると、ほらこんなに良い音になる。って感じで比較できる構成になっている。
つまり赤津崎塾生にとっては、レア音源満載っちゅうわけや!!「マスタリング前の音を聴かれるなんて、スッピンの顔を見られるみたいでイヤ!恥ずかしいっ!!」ていうところもありますが、是非聴いてみて下さい。面白いよ。
「マイフェア・レディ」の稽古も大詰めだ。マスタリング段階に入ったと言ってもいい。
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ルパート・ホームズ
偉大なるシンガーソングライター。偉大なる作曲家。その才能ぶりは、コレクターとしての俺の見識眼から見ても、軽く4つ星は取る。そのメロディー、そのアレンジ、その和音感覚、その声、その色彩美。
加えて彼は、超一流のリリシスト(作詞家)でありストーリーテラー(脚本家)でもある。歌詞カードの対訳を読んでいるだけで、感動で涙が出るほどだ。
「NEARSIGHTED」(近眼)という曲なんか、"僕は眼鏡を外したら何も見えない極度の近眼なんだ。でもむしろ良かったと思ってる。世の中には見えすぎて損をすることもいっぱいあるからね。僕は視力に頼らないないよ。心の目を大切にするんだ。その目で、君という人を見つけ出したんだ。ああ愛しい近眼"(大ヒットアルバム「Partners in crime」に収録)
どうよ、この愛すべき歌詞。(ρ°∩°)
彼はまた、偉大なミュージカル作家でもある。レミゼやファントムがブロードウェイに登場していた80年代後半、「エドウィンドルードの神秘」という作品を脚本、作詞、作曲すべて自分で手がけて発表したのだ。それだけではない。なんとその年の最優秀作品賞を始め数部門でトニー賞をゲットする!!!!!
奇跡の大成功だよ。彼はシンガーソングライターからミュージカル作家に大出世を果たすのだ。ポップス作家から、ミュージカルの作曲家に転身したフランク・ワイルドホーンの大先輩ということになる。
とにかく知らない人は彼の音楽に触れて欲しい。グレーテストヒッツなんかは簡単に買えるはずです。
彼の初期の名盤3枚に、実は、またライナーノーツを書かせてもらったのだ。セカンドとサードにも石井一孝の共通ライナーノーツがついている。帯にも石井一孝の文字が踊っておる。う〜ん、快感!!
ブライアン・ダンカンが在籍する「スウィートコンフォートバンド」の時以来の執筆だ。
1人でも多くの人に聴いて欲しいし、見て欲しいし、手にとって欲しい。スリッパのように投げつけるのだけは禁止です(笑)。
みんな、よろしく頼むよ。
リカ、ワタル、サエコ、カシゲ....軌跡のコンビネーション!影山は一昨日、国際フォーラムに行って来ました。
『愛と青春の宝塚』のあの感動の千秋楽からわずか3日後に幕を開けた「T4」コンサート。公演中から、2月後半の移動日はすべてリハーサルに費やして来たとはいえ、よくぞこれほどのクオリティーとエネルギーのショウができたもんだと舌をまいた。
1幕の公演ダイジェストシーンでは思わず頬に熱い涙がこぼれてしまった。や、やはり俺はこの作品を愛してる。りゅうたん、タッチー、とも、べに。ありがとう。
それ以外のシーンでは、彼女達のあまりの格好良さに腰を抜かしそうになった。あそこに立っているのは、もはや俺の愛したりゅうたんやタッチーではなかった。ダンディー&セクシーな別人やった。これは誰が見てもファンになるだろってくらいの目映さだった。流石だね...恐れ入りました。
こんな夢のようなコンサートはなかなか無いと思ったよ。見に行けて本当に良かった。
明日の千秋楽まで頑張るんだぞ。先生は応援してるからね。
そんな俺はもうイギリスに生きている。
信州長野には特別な思いがある。
仏教マニアで善光寺の1/10000プラモデルを持っているとかそういうわけではない。もちろん善光寺は行ったことあるけどな。境内に向かう途中にあった信州そばの美味かったこと...。
長野には、中学、高校と同じ時を過ごしお互いの初恋まで熟知している大親友 富田君がいるのだ。俺を歌馬鹿の道に導いたあの富ちゃんや。単身赴任でもう3年ほど暮らしている。「マイ・フェア・レディ」の時も来てくれたが、昨日も「愛と青春の宝塚」を観劇してくれた。面白かったってさ!感動したってさ!嬉しいね。
何年ぶりかで会っても、すぐに打ち解ける自分がいる。時を超えられる。気分はフレッシュ15歳やな。(=゜-゜)
親友ってありがたいなぁ。焼き肉屋でしみじみ、そう思った。
千秋楽あと17時間。
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